文献

J-GLOBAL ID：201702212354129457   整理番号：17A0703533

2-(2-アミノエトキシ)エチルキトサン及びセルロースをベースにした複合膜の調製と性能【Powered by NICT】

Preparation and performance of composite films based on 2-(2-aminoethoxy) ethyl chitosan and cellulose

著者 (5件)： Liu Xiaofei (Department of Polymer Materials Science and Engineering, College of Materials Science and Engineering, Tianjin University, Tianjin, 300072, P. R. China. [e-mail]) ,  Liu Zongbao ,  Wang Li ,  Zhang Shengsheng ,  Zhang Hai
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 23  ページ： 13707-13713  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,抗酸化活性膜は,イオン液体(ILs)を用いた環境に優しいプロセス下で2-(2-アミノエトキシ)エチルキトサン(AECs,新規キトサン誘導体)とセルロースから調製した。A EC/セルロース複合膜はセルロースN メチルモルホリン N オキシド(NMMO)/H_2O,鋳型内成形にA ECを混合し効率的に調製した。複合膜の微細構造,物理的,機械的及び抗酸化特性を測定した。得られた複合膜は,良好な物理的性質,良好な機械的性質とメタノール中2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)に対して高いフリーラジカル捕捉活性を示した。さらに,セルロースへの5%でA ECの負荷は抗酸化活性(86.5%±2.7%)の有意な改善をもたらしたが,引張強さ(2.9%±0.2%)のわずかな減少が認められた。この結果は,耐酸化性は機械的性質に大きな影響を与えることなくA ECの組込みによって大いに向上できることを示した。生物活性複合膜は,食品包装における潜在的応用のために有望な材料であることが期待される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： イオン液体 ,  生物活性 ,  *セルロース ,  食品包装 ,  機械的性質 ,  *複合膜 ,  引張強さ ,  酸化物 ,  耐酸化性 ,  微細構造 ,  ラジカル捕捉活性 ,  抗酸化能 ,  抗酸化活性 ,  性質 ,  強度 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  ヒドラジルラジカル ,  脂肪族アルコール

分類 (3件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  再生繊維  (YM03020Z) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (2件)： DPPH ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： キトサン ,  セルロース ,  複合膜 ,  調製