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J-GLOBAL ID:201702212915742909   整理番号:17A0883685

エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析における分子内転位を経由するメトキシフェノジドおよびテブフェノジドの[M+Na]~+イオンのフラグメンテーションにおける安息香酸ナトリウムと安息香酸の中性損失【Powered by NICT】

Neutral losses of sodium benzoate and benzoic acid in the fragmentation of the [M + Na]+ ions of methoxyfenozide and tebufenozide via intramolecular rearrangement in electrospray ionization tandem mass spectrometry
著者 (9件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 245-252  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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根拠:エレクトロスプレイイオン化(ESI)タンデム質量分析は有機化合物についての構造情報を決定するために適用することができる。[M+Na]~+イオンはESI質量分析における主要な前駆体イオンの一つであるが,そのフラグメンテーション機構研究はまだ不十分である。メトキシフェノジドおよびテブフェノジドの[M+Na]~+イオンの興味あるフラグメンテーション反応を明らかにした。【方法】メトキシフェノジドおよびテブフェノジドの[M+Na]~+,[M+Li]~+及び[M+H]~+イオンのフラグメンテーションは,ハイブリッド四重極オービトラップ質量分析計とイオントラップ質量分析計を用いて研究した。メトキシフェノジドのアミド基中の水素/重水素(H/D)-交換実験は,フラグメンテーション機構の確認を可能にした。密度汎関数理論(DFT)計算は,メトキシフェノジドの[M+Na]~+イオンのフラグメンテーション機構の更なる理解のために行った。メトキシフェノジドおよびテブフェノジドの[M+Na]~+イオンのフラグメンテーションにおける安息香酸ナトリウムと安息香酸の【結果】中性損失は主要なフラグメンテーション経路として観察された。対照的に,同様なフラグメンテーションは観察されなかったまたはメトキシフェノジドおよびテブフェノジドの[M+Li]~+及び[M+H]~+イオンのフラグメンテーションにおけるマイナー経路。添加では,NaOHの損失から生じる副生成物イオンを同定し,それは質量分析におけるナトリウム化合物のフラグメンテーションにおける最初に報告された例であった。メトキシフェノジドおよびテブフェノジドの[M+Na]~+イオンのフラグメンテーションにおける安息香酸ナトリウムと安息香酸の【結論】損失は分子内転位反応,DFT計算によって支持されるを通して形成されることを提案した。H/D交換実験は安息香酸のカルボキシル水素とNaOHの水素は前駆体イオンのアミド水素に由来することを確認した。Na~+誘起フラグメンテーション反応に関する知識を豊かにする。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の物理分析 

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