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J-GLOBAL ID:201702213283069021   整理番号:17A0703954

リサイクル可能なセルロース溶解と再生媒体としての疎水性ホスホニウムイオン液体とDMSOの効率【Powered by NICT】

Efficiency of hydrophobic phosphonium ionic liquids and DMSO as recyclable cellulose dissolution and regeneration media
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 28  ページ: 17451-17461  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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疎水性長鎖テトラアルキルホスホニウム酢酸塩(イオン液体)双極子非プロトン性共溶媒,ジメチルスルホキシド(DMSO)と組み合わせた,セルロース溶解と再生のためのこれらの溶媒系の実現可能性を研究した。イオン液体テトラオクチルホスホニウムアセテート([P_8888][OAc])とDMSOの60:40w/w混合物を8wt%までセルロースを溶解することが分かったが,トリオクチル(テトラデシル)ホスホニウムアセテート([P_14888][OAc])は3wt%セルロースまで溶解した。水(セルロースの反溶媒)は,これらの混合物と組み合わせた場合,二相液-液系への上昇を与えることが見出され,イオン液体と下部水溶性相に富む上相を得た。三成分系の液液平衡を決定し,DMSOは水相に向けて分割することを発見した。,セルロースの同時再生と溶媒系のリサイクルを含むプロセススキームを想定し,[P_8888][OAc]を用いて大規模に実証した。イオン液体(約60wt%)の大部分は直接相分離により回収され,膨潤セルロース相と残留材料から回収されさらに37wt%,回収率が97%であった。回収したセルロース材料のXRD分析はセルロースIIへのセルロースIの結晶度と変換率の低下を示した。イオン液体及びDMSOの非溶解組成はセルロースパルプ処理後のセルロースの結晶化度に影響しなかった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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多糖類  ,  融解塩 
物質索引 (1件):
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