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J-GLOBAL ID:201702213854699859   整理番号:17A0537730

アクチン関連蛋白質2/3複合体のサブユニットの核再配置におけるウイルス蛋白質Ac34の役割【Powered by NICT】

The role of viral protein Ac34 in nuclear relocation of subunits of the actin-related protein 2/3 complex
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 480-489  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2868A  ISSN: 1674-0769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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アクチン核形成因子アクチン関連蛋白質複合体(Arp2/3)は七つのサブユニット:Arp2,Arp3,p40/ARPC1(P40),p34/ARPC2(P34),p21/ARPC3(P21),p20/ARPC4(P20),p16/ARPC5(P16)から構成されている。Arp2/3はアクチン重合の調節を介して細胞活性の重要な役割を果たす。beststudied alphabaculovirusesの一つであるAutographa californica核多角体ウイルス(AcMNPV)はArp2/3核再配置を誘導し,ウイルス複製を支援する核アクチン重合を仲介する。ウイルス後期遺伝子の産物であるAc34はAcMNPV感染中の核にArp2/3のP40サブユニットの転座を誘導することを示した。しかし,Ac34は他のArp2/3サブユニットを移動させる核へかどうか不明のままである。本研究では,これらのサブユニットの分布に及ぼすウイルス蛋白質Ac34の影響を免疫蛍光分析により研究した。Arp2,P34,P21,P20Spodoptera frugiperda(Sf9)細胞からのクローン化は主に細胞質局在化を示し,Ac34の存在下で核に再配置した。さらに,Arp3はAc34の不在下で細胞質に局在し,P16は全細胞局在性を示した。Sf9細胞とは対照的に,哺乳類Arp2/3の全てのサブユニットはAc34の存在における核再配置を示さなかった。Ac34とArp2/3サブユニット間の相互作用の共免疫沈降分析は,Ac34はP40,P34,P20Sf9細胞に結合したことを明らかにした。しかし,哺乳類Arp2/3のサブユニットのどれもがAc34と相互作用し,蛋白質-蛋白質相互作用は,Arp2/3サブユニットを移動させる核にAc34に必須であることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  植物学一般  ,  ウイルスの生化学 

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