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J-GLOBAL ID:201702214325911663   整理番号:17A0660665

示差走査熱量測定と熱重量分析によるホキ油とマグロ油の熱酸化安定性解析【Powered by NICT】

Thermal oxidative stability analysis of hoki and tuna oils by Differential Scanning Calorimetry and Thermogravimetry
著者 (3件):
資料名:
巻: 118  号:ページ: 1053-1061  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0531A  ISSN: 1438-7697  CODEN: EJLST  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ホキ油とマグロ油の酸化安定性を,空気雰囲気下で示差走査熱量測定(DSC)および熱重量分析(TGA)により80°Cで測定した。ホキ油の酸化(t_o)の開始時間は分解に先立つ試料得られた重量としてDSC(640.83分)と比較してTGA(222.50分)で早期に発生した。逆に,マグロ油が急速に酸化されたのでマグロ油のt_oを記録できなかった。4°Cでの酸素取込とその後の分解の開始,異なる等温処理下でのTGA及びDSCのArrhenius外挿法によるホキ油の予測シェルフライフは0.56~1.39歳であった。TGAによるホキ油とマグロ油の温度プログラム分解は三熱段階で発生し,多価不飽和脂肪酸(PUFA),モノ不飽和脂肪酸(MUFA)および飽和脂肪酸(SFA)の漸進的分解とそれに続く重合と熱分解生成物の揮発によることを示唆した。実用化:魚油は栄養補助食品として及び食品製品の成分として市販されている。しかし,これら生成物である魚油中の高PUFA含量のために酸化の影響を受けやすい。魚油の酸化および熱安定性は魚油と魚油強化食品製品の加工と生産における重要なパラメータである。これらのデータは,魚油で強化された魚油及び食品製品のための加工条件を最適化するために魚油と食品メーカーが使用できる。温度範囲と貯蔵時間で魚油の酸化安定性を等温及び非等温DSCおよびTGA分析により測定することができる。これらの技術はより迅速で従来のシェルフライフ研究と代替機器分析法と比較して連続データを提供した。魚油のシェルフライフは,等温DSCとTGA分析からArrhenius外挿法によって予測することができる。DSCとTGAによる魚油の酸化安定性の測定は,化学反応の温度と速度の間の関係に及ぼすQ_10則に従う。魚油のシェルフライフの予測は,等温DSCとTGA分析からArrhenius外挿法が可能である。魚油の熱挙動の違いは,主要な脂肪酸組成の違いと一致した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食用油脂,マーガリン  ,  油脂の性質 

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