文献
J-GLOBAL ID:201702214676604724   整理番号:17A0280160

同一クローンに起因する併発肝細胞癌と胆管癌:pathomolecularエビデンスに基づく研究【Powered by NICT】

Combined hepatocellular and cholangiocarcinoma originating from the same clone: a pathomolecular evidence-based study
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号: 11  ページ: 585-595  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:複合肝細胞と胆管癌(CHC)は,肝細胞癌(HCC)と肝内胆管癌(ICC)の両方を含む肝癌のユニークなサブタイプであるが,その細胞起源は不明のままである。本研究の目的は,臨床病理学的特徴とCHCの34人の患者のHCCとICCとのクローン関係を調べることであった。【方法】34CHC患者の臨床病理学的特徴と予後を分離HCCとICC(SHC)の29人の患者のそれらと比較した。10の高度多型マイクロサテライトマーカーにおけるヘテロ接合性喪失(LOH)は16CHCで検出され,腫瘍組織における肝細胞マーカー[肝細胞パラフィン1(Hep Par1)とグリピカン3(GPC3)]と胆管細胞マーカー[サイトケラチン(CK)7と19]のCHC発現のクローン起源の決定のための10SHC組織を免疫組織化学的分析によって調べた。【結果】 16CHC試料では,HCCとICCのLOHパターンの差は30%以下であった,HCCとICCの同じクローン起源を示唆した。この知見と一致して,免疫組織化学的分析は,肝細胞マーカー(Hep Par-1とGPC3)と胆管細胞マーカー(CK7とCK19)を同時にCHC試料の52.9%におけるHCCとICC成分の両方で発現していることを明らかにした,二つの成分を,肝前駆細胞(HPC)と類似の表現型を共有することを示唆した。これに反して,すべて10SHCの場合,HCCとICC成分間のLOHパターンの差は30%よりも大きかった,HCCとICCの異なるクローン起源を示唆した。全生存および無病生存したSHC(P<0.05)をもつ患者に対するよりもCHC患者の顔に対しより短かった。【結論】著者らの結果は,CHCのHCCとICC成分は同一クローンに由来し,HPCに類似した二方向分化の可能性を有することを示唆した。CHCは両HCCとICCの生物学的挙動,腫瘍細胞の浸潤能を増強し,CHC患者の臨床転帰不良につながる可能性があることを示す傾向があった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう 

前のページに戻る