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J-GLOBAL ID：201702214727079277   整理番号：17A0557471

優良デューラムコムギにおけるPuccinia striiformis f.sp.triticiに対する幼苗と圃場抵抗性に関するゲノムワイド関連マッピング

Genome-wide association mapping for seedling and field resistance to Puccinia striiformis f. sp. tritici in elite durum wheat

著者 (8件)： LIU Weizhen (Washington State Univ., WA, USA) ,  MACCAFERRI Marco (Univ. Bologna, Bologna, ITA) ,  BULLI Peter (Washington State Univ., WA, USA) ,  RYNEARSON Sheri (Washington State Univ., WA, USA) ,  TUBEROSA Roberto (Univ. Bologna, Bologna, ITA) ,  CHEN Xianming (ARS, USDA, WA, USA) ,  CHEN Xianming (Washington State Univ., WA, USA) ,  PUMPHREY Michael (Washington State Univ., WA, USA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 4  ページ： 649-667  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コムギ育種においては,Puccinia striiformisによって引き起こされる黄さび病に対する抵抗性は重要な目標である。本研究では,世界中の育種プログラムにおける優良デューラムコムギ232系統を供試して,90K iSelectコムギSNPアレイを用いたゲノムワイド関連解析によって,効果的な黄さび病抵抗性の遺伝子座の同定を行った。その結果,幼苗における黄さび病抵抗性に関連する82の遺伝子座が同定され,そのうちの5つは偽発見率で有意性が認められ,11の遺伝子座は,成植物での圃場抵抗性を示すことがわかった。特に,Yrdurum-1BS.1遺伝子は,幼苗と圃場抵抗性の両方で最も大きな効果を示したため,四倍体コムギにおける黄さび病抵抗性の主要な遺伝子座と考えられた。こうした結果から,同定された新しい遺伝子座は,今後の黄さび病抵抗性のデューラムコムギ育種に有用となろう。

シソーラス用語： *デューラムコムギ ,  *植物病害 ,  DNAマイクロアレイ ,  量的形質遺伝子座 ,  *耐病性 ,  ゲノムワイド関連解析 ,  育種 ,  耐病性遺伝子 ,  遺伝子座 ,  植物病原菌
準シソーラス用語： Puccinia striiformis f.sp.tritici ,  QTL【遺伝】 ,  SNPアレイ ,  *黄さび病 ,  圃場抵抗性 ,  耐病性育種

分類 (3件)： 麦  (FC03033M) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (6件)： デューラムコムギ ,  Puccinia ,  幼苗 ,  圃場抵抗性 ,  ゲノム ,  マッピング