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J-GLOBAL ID:201702214742192786   整理番号:17A0219094

嵩高いNHC(N-複素環カルベン)配位の主要な族(14族)化合物の熱安定性に決定的に寄与するLondon分散力

London Dispersion Decisively Contributes to the Thermodynamic Stability of Bulky NHC-Coordinated Main Group Compounds
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 231-237  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: W2328A  ISSN: 1549-9618  CODEN: JCTCCE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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合成化学者は,より重い主要族(14族)元素と化合物(高反応性で開裂しないと思われる)間の多重結合を示す化合物を合成してきたが,特別な結合配置の本質的不安定性を克服する合成課題に適応する一般的戦略は嵩高い配位子(NHC等)利用である。こうした例にNHC安定化二ケイ素構造(化合物1)があるが,London分散相互作用により安定性の重要な部分を導いている。本報では,分子の熱力学的安定性に対するLondon分散効果の重要な安定化寄与は14族化学では,あまり評価されてこなかったが,さもなくば高い反応性の分子構造の本質的安定性の理解で重要な因子と思われることを述べた。嵩高いNHC配位子に配位された一連の見たところ高い反応性の14族元素化合物の分散安定性を評価した。これらの配位子の未置換親系との仮想的イソデスミック交換反応の熱化学を,分散力補正有りと無しで,B3LYP/6-311G(d,p)理論レベルを利用し計算した。両法のエネルギー差は分散力補正30kcal・mol-1以上を与え,London分散力が,これらの化合物の熱力学的安定性に決定的に寄与すると分った。
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分類 (5件):
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分子化合物  ,  有機けい素化合物  ,  イミダゾール  ,  熱化学  ,  分子の電子構造 
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