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J-GLOBAL ID：201702214885643395   整理番号：17A0475021

1000000年前以降の南ヒマラヤフロントに沿った強化気候上昇【Powered by NICT】

Intensified climate-driven exhumation along the South Himalayan Front since one million years ago

著者 (4件)： Yu Xiangjiang (Key Laboratory of Orogenic Belts and Crustal Evolution, School of Earth and Space Sciences, Peking University, Beijing 100871, China) ,  Ji Jianqing (Key Laboratory of Orogenic Belts and Crustal Evolution, School of Earth and Space Sciences, Peking University, Beijing 100871, China) ,  Wang Fengyi (Key Laboratory of Orogenic Belts and Crustal Evolution, School of Earth and Space Sciences, Peking University, Beijing 100871, China) ,  Zhong Dalai (Institute of Geology and Geophysics, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100029, China)
資料名： Journal of Asian Earth Sciences  (Journal of Asian Earth Sciences)
巻： 136  ページ： 50-57  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0267C  ISSN： 1367-9120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,燐灰石のフィッショントラック(AFT)年代のデータベースと全チベット高原南部をカバーする,現代の景観進化の冷却と侵食過程に関する詳細な情報を提供し,気候因子の分布と比較して熱的モデリング結果を構築した。大規模AFT年代分布と熱履歴モデリング結果は,南ヒマラヤフロントに沿った異常に強い侵食とプラトーの内部の比較的弱い浸食を示した。各地のAFT試料は標高とAFT年代図に及ぼす異なる分割にプロット,AFT年代と気候要因の間の優れた結合である。AFT熱履歴モデリングの結果に基づいて,~1Myr前から激しい浸食イベントは南ヒマラヤフロントに沿って同定されている。急速冷却事象が始まる南ヒマラヤフロントに沿って変化AFT年代はおそらく時間よりも同じ冷却事象における侵食の微分強度により誘起される。一方,気候因子と強い侵食帯の時空間結合は気候遷移は~1Myr以来急激な隆起事象を支配する重要な因子であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 微分 ,  浸食 ,  モデリング ,  フィッション-トラック法年代測定 ,  データベース ,  *気候 ,  高速冷却 ,  熱履歴 ,  燐灰石
準シソーラス用語： 標高 ,  熱的モデリング ,  気候因子 ,  チベット高原 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 南ヒマラヤフロント ,  燐灰石フィッショントラック(AFT) ,  気候変化 ,  上昇 ,  地形変化

分類 (2件)： 構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C) ,  年代測定  (DD01050W)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒマラヤ ,  フロント ,  強化 ,  気候