文献

J-GLOBAL ID：201702214949936162   整理番号：17A0471117

タワーフラックス部位で測定した光反応曲線から求めた太陽に照らされた葉の光合成率から最大カルボキシル化速度(V_cmax)の反転【Powered by NICT】

Inverting the maximum carboxylation rate (V _cmax) from the sunlit leaf photosynthesis rate derived from measured light response curves at tower flux sites

著者 (8件)： Zheng Ting (Department of Geography and Program in Planning, University of Toronto, Toronto, ON, M5S 3G3, Canada) ,  Chen Jing (Department of Geography and Program in Planning, University of Toronto, Toronto, ON, M5S 3G3, Canada) ,  He Liming (Department of Geography and Program in Planning, University of Toronto, Toronto, ON, M5S 3G3, Canada) ,  Arain M. Altaf (McMaster Centre for Climate Change and School of Geography and Earth Sciences, McMaster University, Hamilton, ON, Canada) ,  Thomas Sean C. (Faculty of Forestry, University of Toronto, Toronto, ON, Canada) ,  Murphy Jennifer G. (Department of Chemistry, University of Toronto, Toronto, ON, Canada) ,  Geddes Jeffrey A. (Department of Chemistry, University of Toronto, Toronto, ON, Canada) ,  Black T. Andrew (Faculty of Land and Food Systems, 2357 Main Mall, University of British Columbia, Vancouver, British Columbia, V6T 1Z4, Canada)
資料名： Agricultural and Forest Meteorology  (Agricultural and Forest Meteorology)
巻： 236  ページ： 48-66  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0901A  ISSN： 0168-1923  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最大カルボキシル化速度(V c m a x)の退屈で場に時間を消費した。太陽に照らされた葉の光合成速度を用いた反転Vc ma xのアルゴリズムをカナダの六フラックス地点で開発して検証した。太陽に照らされた葉の光合成速度は渦共分散観測を用いて構築した直角双曲線光応答曲線で得られた太陽に照らされた総一次生産性(GPP_sun)から計算した。GPPシミュレーションと日照/日影GPP分離における直角双曲線法の能力を,1)六地点で直角双曲線シミュレートしたGPP(GPP_LRC)を比較した渦共分散測定(GPP_flux)から誘導した半時間GPPおよび2)分離した日照/日影GPPを比較北方生態系生産性シミュレータ(BEPS)を用いてシミュレートしたそれらの対応物とによって試験した。結果は,すべての六部位のGPP_LRCとGPP_flux(R2=0.74 0.93,およびRMSE=1.71 3 27μmolm~ 2S~ 1)の間の良好な一致を示した。直角双曲線法とBEPSを用いて分離日向/日陰GPPも大きさと季節的および日変化の両方で密接に一致した。900μmolm~ 2S~ 1より大きい入射APARで得られた太陽に照らされたGPPは,Farquharの古典的な光合成モデルによるVc ma xを反転させるために選択した。成長季節のピーク(日152日243)中の平均Vm25(25°C)に正規化されたVc ma x)値は,同じサイトでの以前の研究から25m値と良く一致した。四針葉樹地点は成長時期のピーク(22 29μmolm~ 2 s~ 1)中に同様のVm25を共有し二落葉部位間の大きな差が観察された(32μmolm~ 2s~ 1と47μmolm~ 2s~ 1)。逆V25mは二落葉樹林サイトで明確な季節的傾向を示した四針葉樹地点で観察されたほとんど季節的傾向を示した。体積土壌含水量(SWC)は約0.05m~3m~3に低下した時V25mの減少は針葉樹部位TP74における干ばつ期間中に観察されたが,V25mに及ぼす土壌水分の制御機能は不明のままである。Vc ma xの温度依存性に関する更なる研究は,パラメータの同一セットは全サイトのVc ma xの温度応答を記述するのに十分であったことを示した。著者らの解析は,反転Vc ma xの不確実性は,全てのサイトについて25%以下であった,本研究で開発したアルゴリズムは,信頼性のあるVc ma xを検索するために用いることができることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土壌水 ,  日変化 ,  双曲線 ,  *光合成 ,  落葉樹林 ,  日照時間 ,  土壌含水量 ,  生態系 ,  温度依存性 ,  針葉樹 ,  *太陽 ,  落葉 ,  *カルボキシ化
準シソーラス用語： *カルボキシル化 ,  渦共分散 ,  光合成速度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Vcmax ,  矩形双曲型光反応曲線 ,  日なた/日陰GPP分離 ,  BEPS

分類 (2件)： 作物栽培一般  (FC03010R) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 光反応 ,  曲線 ,  太陽 ,  葉 ,  光合成 ,  カルボキシル化 ,  反転