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J-GLOBAL ID：201702214977891210   整理番号：17A0669343

ヒト卵巣癌SKOV3細胞の増殖に及ぼすIL-12の影響とその機序【JST・京大機械翻訳】

Effects of Interleukin-12 Transfection on Proliferation of Ovarian Cancer SKOV3 Cells In Vitro and In Vivo

著者 (4件)： WANG Jing (Department of Gynecology, The Affiliated Tumor Hospital, Harbin Medical University) ,  ZHANG ChangQing (Department of Gynecology, The Affiliated Tumor Hospital, Harbin Medical University) ,  LIU Juan (Department of Gynecology, The Affiliated Tumor Hospital, Harbin Medical University) ,  SUI LiHua (Department of Gynecology, The Affiliated Tumor Hospital, Harbin Medical University)
資料名： Aizheng  (Aizheng)
巻： 26  号： 12  ページ： 1292-1298  発行年： 2007年12月05日 
JST資料番号： C2043A  ISSN： 1000-467X  CODEN： AIZHE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 背景と目的;卵巣悪性腫瘍の発病率、再発率、転移率はいずれも高く、IL-12は明らかな抗腫瘍作用を有することが研究により明らかになっている。本研究では,ヒト卵巣癌SKOV3細胞の成長阻害に及ぼすインターロイキン12(IL-12)の影響を研究した。方法;【方法】SKOV3細胞(SKOV3/IL-12)に,IL-12遺伝子を含むプラスミドを形質移入し,SKOV3細胞(SKOV3/NEO群)とSKOV3細胞(対照群)にトランスフェクトした。3つの群の上清におけるIL-12の発現を,ELISAによって検出した。SKOV3細胞の阻害率と細胞倍加時間をMTT法で測定した。ヌードマウスの皮下卵巣癌モデルを作製し、それぞれSKOV3/IL-12、SKOV3/NEO、SKOV3細胞を接種し、腫瘍の生長状況を観察した。IL-12およびΓ-インターフェロン(IFN-Γ)の発現を,ELISAによって検出した。免疫組織化学法により、移植腫瘍の血管内皮増殖因子(VASCULAR ENDOTHELIAL GROWTH FACTOR,VEGF)、微小血管密度(MICROVESSEL DENSITY,MVD)及びインターフェロン誘導タンパク質-10(IFN-GAMMA-INDUCIBLE PROTEIN10,IP-10)の発現を測定した。【結果】;IL-12蛋白質の発現は,トランスフェクションの48時間後と60時間後に観察された。SKOV3/IL-12群[(473.0±38.0)PG/ML、(522.0±32.0)PG/ML]はSKOV3/NEO群[(16.0±1.3)PG/ML、(18.0±1.6)PG/ML]及びSKOV3群[(16.0±1.2)PG/ML、(17.0±1.4)PG/ML]より高かった(P<0.01)。SKOV3/IL-12群の細胞増殖阻害率は63.7%であり,対照群と比較して有意差があった(P<0.01)。SKVO3/IL-12群の細胞倍加時間(45.8±2.7)時間は,SKOV3/NEO群(27.6±2.2)時間およびSKOV3群(28.2±2.1)時間より有意に長かった(P<0.01)。SKOV3/IL-12群の腫瘍形成率(5/8)は,対照群(8/8)より有意に低かった(P<0.01)。平均腫瘍形成時間(15.0±5.0)日は,SKOV3/NEO群[(7.9±3.2)日]およびSKOV3群[(7.8±2.4)日]より長かった(P<0.01)。SKOV3/IL-12群の腫瘍体積、重量とヌードマウスの体重はSKOV3/NEO群とSKOV3群より低く(P〈0.01)、移植腫瘍の成長速度は遅く、腫瘍抑制率は61.3%に達した。SKOV3/IL-12群におけるIL-12およびIFN-Γの発現は,SKOV3/NEO群およびSKOV3群のそれより高かった(P<0.01)。SKOV3/IL-12腫瘍群におけるIP-10陽性率(100%)は対照群(P<0.01)より高く,VEGF陽性率(62.5%)とMVDは対照群より低かった(P<0.01)。結論;IL-12は,SKOV3細胞の増殖を効果的に阻害した。IL-12をトランスフェクトしたSKOV3/IL-12細胞はヌードマウスの皮下で腫瘍形成能力が低下した。IL-12は,IFN-Γによって誘発されたIP-10によって誘発された腫瘍血管新生を阻害することによって,抗卵巣癌の役割を果たす可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  VEGF ,  ELISA ,  抗腫瘍作用 ,  *ヒト ,  腫瘍 ,  プラスミド ,  体重 ,  *卵巣腫瘍 ,  トランスフェクション ,  インターロイキン ,  免疫組織化学 ,  ヌードマウス
準シソーラス用語： *インターロイキン12 ,  *SK-OV-3細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： Interleukin-12 (IL-12) ,  Ovarian neoplasm ,  Tumor transplantation ,  Disease models ,  animal ,  IFN-γ-inducible protein 10 (IP-10) SKOV3 cell ,  Nude mouse

分類 (3件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  卵巣癌 ,  SKOV3細胞 ,  増殖