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J-GLOBAL ID：201702214999853925   整理番号：17A0137679

実用ポリブタジエンゴムにおけるポリマのダイナミクス[J-PARC:2014MS03]

Dynamics of Polymers in Practical Polybutadiene Rubbers [J-PARC: 2014MS03]

著者 (5件)： TAKESHITA S. (High Energy Accelerator Res. Organization (KEK-MSL)) ,  KADONO R. (High Energy Accelerator Res. Organization (KEK-MSL)) ,  MASUI T. (Sumitomo Rubber Ind., Ltd.) ,  WAKABAYASHI N. (Sumitomo Rubber Ind., Ltd.) ,  SETO H. (High Energy Accelerator Res. Organization (KEK-KENS))
資料名： KEK Progress Report (Web)  (KEK Progress Report (Web))
号： 2016-3  ページ： 25-26 (WEB ONLY)  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： U0583A  ISSN： 1344-6320  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車のタイヤでは,燃料の燃焼で発生するエネルギーの約20%が道路上で失われている。また,ゴムコンパウンド内の摩擦を介してエネルギーが消散する。エネルギー散逸は,ゴムコンパウンド内の高分子の動力学とも関係している。ゴム内の高分子でのエネルギー散逸機構を明確化するために,原子や分子の運動に関する情報を得ることを検討した。エネルギーの散逸は,スピン緩和のスピンダイナミクスモデルと密接に関連して,スピン回転/緩和(μSR)に関する情報でエネルギーの散逸を評価できる。スピン緩和に関するRedfieldモデルを利用して,μSRに関する超微細パラメータを解析した。ポリブタジエンのμSRの実験から,μSRスペクトルは,反磁性ミュオンと比較的速い脱分極からなることが推測された。マーカーを導入することで保持された超微細場を強化する反磁性ミュオンの特性について検討した。磁性粒子を含むポリブタジエンゴムを利用した。μSR測定を行い,高分子の橋かけ(CL)や,カーボンブラック(CB)フィラーの影響を調べた。CLとCBに関する指数を導入することで,CLとCBによる高分子の動力学を定量的に評価できた。

シソーラス用語： *ポリブタジエン ,  *ブタジエンゴム ,  動力学 ,  *μSR ,  磁気緩和 ,  スピン ,  カーボンブラック ,  エネルギー散逸 ,  スピン回転 ,  磁性体 ,  超微細相互作用 ,  タイヤ ,  自動車
準シソーラス用語： *スピンダイナミクス ,  *ポリブタジエンゴム ,  超微細場

分類 (2件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  有機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子)  (BH06073K)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリブタジエンゴム ,  ポリマ ,  ダイナミクス ,  J-PARC