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J-GLOBAL ID:201702215314351305   整理番号:17A0317870

β-O-4型モデル化合物の熱分解特性に及ぼす酸素含有置換基の効果【Powered by NICT】

Effects of oxygen-containing substituents on pyrolysis characteristics of β-O-4 type model compounds
著者 (6件):
資料名:
巻: 120  ページ: 52-59  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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β-O-4型モデル化合物の熱分解特性に及ぼす酸素含有官能基の影響を明らかにするために,その場拡散反射赤外熱分解とpyroprobe GC MSは温度変化に伴う官能基と特異的熱分解生成物分布の移動パターンを研究するのに使用した。結果はフェノール性ヒドロキシ生産の初期温度は300°Cであり,これに対応するピークは1-ベンジル-2-(2-メトキシ-フェノール)-エタノールの強度で徐々に増加したが,この生成物は1-エチル-ベンゼン-2-(2-メトキシ-フェノール)における600°Cまで出現し始めないことを示した。CH_4ピークの強度は全三試料で同様であったが,CO_2吸収ピークは1-(4-メトキシ-フェノキシ)-2-(2-メトキシ-フェノール)-エタノールで有意に低かった。さらに,α-OHがアリールケトン生成物の生成を促進することが分かった。500°Cで1-エチル-ベンゼン-2-(2-メトキシ-フェノール)と1-(4-メトキシ-フェノキシ)-2-(2-メトキシ-フェノール)-エタノールの4-メトキシ-スチレン含量は1-ベンジル-2-(2-メトキシ-フェノール)-エタノール(26.3%)のスチレン含有量よりも,それぞれ,36.1%および31.3%高かった。アセトフェノンの含有量は1-エチル-ベンゼン-2-(2-メトキシ-フェノール)のみで0.3%であったが,アセトフェノンおよび4-メトキシ-アセトフェノンの収率は1-ベンジル-2-(2-メトキシ-フェノール)-エタノールと1-(4-メトキシ-フェノキシ)-2-(2-メトキシ-フェノール)-エタノールで16.7%と19.6%であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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木材化学  ,  分解反応  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (4件):
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