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J-GLOBAL ID:201702216408786140   整理番号:17A0884768

1/8°太平洋モデルシミュレーションに基づく1993年から2012年太平洋北赤道海流の変動性【Powered by NICT】

Variability of the Pacific North Equatorial Current from 1993 to 2012 based on a 1/8° Pacific model simulation
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資料名:
巻: 122  号:ページ: 2382-2400  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2386A  ISSN: 2169-9275  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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数十年太平洋海盆モデルシミュレーションに基づいて,北赤道海流(NEC)の年々変動を調べた。モデルは,NECの特性とその年々変動を良く再現している。NEC輸送は6°Nから21°Nまで,表面1200m深さから西向き速度の積分として計算した。NEC輸送の大きさと標準偏差は130°Eで66.7と6.5Svから175°Eで46.5と3.9Svから増加し,それぞれ,132°E付近ピークは分岐領域に入る。NEC輸送は20以上のSvの最大差を伴って負ONI年間海洋エルニーニョ指数(ONI)年正中高かったが低下する傾向がある。NEC輸送の年々変動は,熱帯太平洋における海面高度の変化に密接に関係していると,NECの増加は主に熱帯環流側の北赤道反流(NECC)の増加によってバランスされる。本研究では,1993年から2012年までのNEC輸送の長期低下,風応力カールの傾向のパターンと一致しているを示唆した。帯状速度の基準モードから再構成した輸送異常は第1傾圧モードは,NEC輸送における分散の約95%を捕らえることが示唆されるが,第二モードは追加3 4%のみを加えた。1.5層減少重力モデルは,第一(第二)傾圧モードは主に風(熱)強制によって駆動されることを明らかにした。風強制は,NEC輸送の年々変動を決定する上で支配的な役割を果たし,熱的強制の効果はかなり限られている。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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海洋の構造・力学・循環 
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