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J-GLOBAL ID:201702217839408456   整理番号:17A0657320

植物師部樹液摂取昆虫類における候補浸透圧調節遺伝子の進化的保存【Powered by NICT】

Evolutionary conservation of candidate osmoregulation genes in plant phloem sap-feeding insects
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 251-258  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物のふるい部汁液中の糖により発生した高浸透圧は腸内の糖変換と促進される水フラックスによるふるい部摂食アブラムシで減少する。これらの浸透圧調節機能を仲介する遺伝子は,エンドウヒゲナガアブラムシAcyrthosiphon pisum:スクラーゼ1(SUC1),グリコシドヒドロラーゼファミリー13のスクラーゼ(GH13),とアクアポリン1(AQP1),アクアポリンのショウジョウバエ内在性蛋白質(DRIP)ファミリーのメンバーにおける経験的に同定し,その妥当性を確認した。ここでは,四種類のふるい部摂食群の師部吸汁代表:アブラムシ(Myzus persicae),カイガラムシ(Planococcus citri),キジラミ(Diaphorina citri,Bactericera cockerelli)とコナジラミ(タバココナジラミ(Bemisia tabaci)MEAM1とMED)におけるGH13とAQP遺伝子の分子解析を行った。単一候補GH13SUC遺伝子及びDRIP AQP遺伝子は腸内の配列モチーフと遺伝子発現の基準により試験した多くの昆虫のゲノム・トランスクリプトームを同定した。例外的に,キジラミBa cockerelliトランスクリプトームは,腸に発現したPyrocoelia rufa内在性蛋白質(PRIP)-AQPを含んでいたが,点滴AQP転写産物を持たない,PRIP AQPはこの昆虫における浸透圧調節機能のために補充されることを示唆した。本研究は系統発生的に関連するSUCとAQP遺伝子は一般的にこれらの多様なふるい部摂食昆虫の浸透圧調節機能を仲介する可能性があり,害虫種の浸透破壊の標的としての経験的検証および開発のための候補遺伝子を提供することを示している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  分子遺伝学一般 

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