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J-GLOBAL ID:201702218276049918   整理番号:17A0695882

ハンタウイルス蛍光イムノアッセイ用の蛍光プローブとしての量子ドットで標識を付けた抗体

Quantum Dots Labeled Antibody as a Fluorescence Probe for Hantavirus Fluoroimmunoassay
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 7085-7090  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: W1351A  ISSN: 1533-4880  CODEN: JNNOAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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量子ドットは免疫検出の目的のため現在幅広く使われている。効率良く抗体を検出する高い蛍光強度の光安定なマーカとして実用的でロバストな量子ドットで標識を付けたヤギ抗ヒトIgG試薬を開発した。有効な標識に必要なヤギ抗ヒトIgGの最適な反応時間,pH,及び濃度は各々2時間,6.0,20μg/mLであった。間接的な免疫蛍光アッセイと組合せて,化学蛍光色素の代わりに量子ドットを使ってハンタウイルス(HV)に対する免疫検出システムを開発した。この免疫検出システムは迅速であり,特異性があり,5ng/mL-10μg/mLの検出範囲で感度があり,B型肝炎ウイルス(HBV),単純ヘルペスウイルス,及びC型肝炎ウイルスに関して交差反応がなく,20個の試料で正であった。HVとHBVに対する免疫検出システムの最適化した応答時間から,抗体-抗原結合反応は30分内で平衡になり,一方,抗体とQD標識ヤギ抗ヒトIgGの組合せは10分で平衡となった。全体の免疫検出過程は完結するのに約40分かかった。207個の臨床血清試料を使って,QD検出法と酵素結合イムノソルベント吸着(ELISA)検出法を比較するため,PCRを良好な標準として使った。QD免疫検出の感度は96%であり,その特異性は98.7%であり,一方,Youden指数は94.7%であった。QDとELISAの免疫検出システムを比較するため使った整合カイ二乗検定の結果から,二つの方法の間に著しい差はないことが明らかになった。QD抗体-抗原錯体は長い蛍光寿命を持ち,そのためこれは結果を監視し,あるいは再検討するため比較的直接的な過程となる。この新しい方法はヒトのHV感染のルーチン検出に有望である。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
バイオアッセイ  ,  有機化合物の物理分析 

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