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J-GLOBAL ID:201702219088159413   整理番号:17A0049366

ヒヨコマメ(Cicer arietinum L.)の後期渇水耐性におけるシュート形質とそれらの関連性

Shoot traits and their relevance in terminal drought tolerance of chickpea (Cicer arietinum L.)
著者 (9件):
資料名:
巻: 197  ページ: 10-27  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒヨコマメは,半乾燥熱帯地域で多く栽培されている二番目に重要なマメ科作物であり,後期渇水が生産性の大きな制約要因のひとつとなっている。形質に基づく選抜は,干ばつ時の収量に対する環境の影響を克服するための耐干性育種に役立つと考えられてきた。多くの形質が文献で示唆されてきたが,それらの育種利用に対する重要度と優先度の指摘が少ないため,耐干性育種で決定的な形質として利用されることが不十分な結果となっている。干ばつ下における子実収量に寄与する最も決定的な形質を同定するために,明確な干ばつ応答を有するヒヨコマメ12品種を供試して,作付期間中に定期的なサンプリングによる圃場試験を行った。大きな変異は,シュートバイオマス生産量,播種後の異なる日における比葉面積(SLA)と葉面積指数(LAI),生殖成長中期のキャノピー温度降下(CTD),成長期間,形態的と分析的収量構成要素で観察された。干ばつ下の子実収量は,分配率(p),作物成長速度(C),CTD,フェノロジー,莢中央登熟期のLAI,成熟時のm2当たりの莢数,生殖成長期のシュートバイオマスと生理的成熟時のSLAと密接に関連していた。シュート形質は,その重要性と耐干性への寄与に基づいて優先順位が最も高かった。耐干性を付与する形質は品種によって異なっていた。耐干性に重要かつ決定的と特定された形質/植物機能の順序は,p,C,CTD,成長期間と他の関連形質であった。相対的に重要度の低い形質は,LAI,生殖成長中期のSLAと成熟時の単位面積当たりの莢数であった。生殖成長期間,莢当たりの種子数と百粒重は,最も重要でないことが判明した。正しいフェノロジーとともに,pとCとの最良の組み合わせのための育種は,ヒヨコマメにおける後期渇水耐性を高める最良の選抜戦略であると提案する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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豆類  ,  作物の品種改良 

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