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J-GLOBAL ID：201702220307036225   整理番号：17A0113306

IPライブ伝送 規格と提案 第I章-4 PTP(Precision Time Protocol)と映像・音声伝送のIP化に向けた応用

著者 (1件)： 清水剛 (メディアグローバルリンクス 設計開発本部)
資料名： New Media  (New Media)
号： 1月号別冊  ページ： 21-25  発行年： 2016年12月16日 
JST資料番号： L8304A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放送設備のIP化において,機器間の同期をどのように実現するかは重要な課題の1つである。この実現手段として,PTP(精密時間プロトコル)が注目されている.PTPの最新バージョンは,IEEE Std 1588-2008(通称1588v2)に定義されている。IEEE1588では,基準となる時計(GPSや原子時計)を参照するグランドマスタ・クロックが,参照時刻のタイムスタンプをネットワークに送信する。時刻情報を受け取ったスレーブは,ネットワークで生じた遅延時間を考慮して自己の時計を更新する。PTPはナノ秒以下の精度を持ったタイムスタンプを用い,個々のスレーブでそれぞれの遅延計測結果を用いてクロック補正を行うことによって,確度の高い時刻同期を実現している。PTPの応用と相互接続性検証への取り組みと実証にも言及した。

シソーラス用語： *インターネット ,  信号伝送 ,  規格 ,  *プロトコル ,  *同期 ,  情報 ,  インタオペラビリティ ,  時間 ,  IEEE規格
準シソーラス用語： タイムスタンプ ,  映像伝送 ,  *時刻同期 ,  遅延時間

分類 (2件)： 信号理論  (ND02020G) ,  データ通信  (ND11040A)

タイトルに関連する用語 (6件)： IP ,  規格 ,  提案 ,  PTP ,  映像・音声 ,  応用