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J-GLOBAL ID:201702220333371340   整理番号:17A0444380

~31P固体状態NMRによるポリ(p-フェニレン-2,6-ベンゾビスオキサゾール)繊維の劣化機構【Powered by NICT】

Degradation mechanism of poly(p-phenylene-2,6-benzobisoxazole) fibers by 31P solid-state NMR
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資料名:
巻: 136  ページ: 131-138  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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異常引張弾性率と強度の繊維,ポリ(p-フェニレン-2,6-ベンゾビスオキサゾール)(PBO)は水分下で迅速に分解することが分かった。多くの研究は,分解の可能性のある機構は,製造工程中の繊維内部に閉じ込められるという残留リン酸はオキサゾール結合と反応して,鎖を破壊することであることを示唆している。しかし,残留リン(P)の構造の直接的研究されてない。固体~31P核磁気共鳴(ssNMR)分光法を用いて,PBO繊維中の残留Pの化学構造と物理的状態を調べた。残留Pは主にリン酸(PA)の形態と水和または脱水誘導体の様々な形で存在することが分かった。水分はリン酸無水物→ポリりん酸→PA→水和PAの方向に沿って反応を駆動し,一方水分の非存在下で温度の上昇はこの方向を逆転させた。水和はPA分子の移動度,移動する能力を増加させ,加水分解を促進し,水分の存在下でより高い温度は水を除去し,PAを固定化した。残留P種はPBO繊維におけるナノボイドの表面上に存在する,ガス状水分子により容易にアクセスできるが,水溶液中では接近できない。これらの研究は,文献で報告されている加水分解機構への残留Pの提案された寄与を確認する直接証拠を提供した。さらに,ssNMRは,ソフト防弾チョッキ応用のための優れた選択であると思われるPBO繊維のためのこの座屈問題を緩和する将来の戦略を評価する上で役割を果たす可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子の分解,劣化 
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