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J-GLOBAL ID:201702220394489798   整理番号:17A0163113

中心体蛋白質78(CEP78)の低発現は,結腸直腸癌患者の予後不良と関連している【Powered by NICT】

Low expression of centrosomal protein 78(CEP78) is associated with poor prognosis of colorectal cancer patients
著者 (7件):
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巻: 35  号: 10  ページ: 509-517  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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背景:中心体蛋白質78(CEP78)は細胞周期の間の中心体関連事象の調節に必要な中心体の成分として特性化されているが,ヒト癌におけるその役割は不明のままである。本研究では,役割と結腸直腸癌(CRC)におけるCEP78の臨床的価値を検討することを目的とした。【方法】定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qRT PCR)と免疫組織化学はCRC組織および隣接非癌組織におけるCEP78発現を検討した。CRC患者のCEP78発現と臨床結果の間の関係を決定した。細胞増殖に対するCEP78の影響を3-(4,5-ジメチル-2-チアゾリル)-2,5-ジフェニル-2-H-テトラゾールイウムブロミド(MTT)アッセイ,コロニー形成,およびフローサイトメトリーアッセイおよびヌードマウスモデルを用いたin vivo in vitroで調べた。【結果】CEP78の発現レベルは,隣接する正常組織(P<0.01)よりも腫瘍組織で有意に低かった。低CEP78発現は有意に低分化(P=0.003),大きな腫瘍サイズ(P=0.017),リンパ節転移(P=0.034),遠隔転移(P=0.029),末期(P=0.011)と関連していた。Kaplan-Meier分析は,低CEP78発現患者は高いCEP78発現(P<0.01)より生存率は短かったことを示した。CRC細胞におけるCEP78の過剰発現はin vitroで細胞生存率とコロニー形成を有意に低下させ,in vivoでの腫瘍増殖を停止した。更なる研究は,CRC細胞におけるCEP78再導入はG_2/M期停止よりもむしろ細胞アポトーシスをもたらすことを示した。【結論】CEP78は腫瘍抑制因子として機能し,CRCにおける新規予後マーカーとして役立つかもしれない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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