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J-GLOBAL ID:201702220525073513   整理番号:17A0216144

Plasmodium falciparumのジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼを標的とするテトラヒドロ-2-ナフチルおよび2-インダニルトリアゾロピリミジンは強力で選択的な抗マラリア活性を示す

Tetrahydro-2-naphthyl and 2-Indanyl Triazolopyrimidines Targeting Plasmodium falciparum Dihydroorotate Dehydrogenase Display Potent and Selective Antimalarial Activity
著者 (26件):
資料名:
巻: 59  号: 11  ページ: 5416-5431  発行年: 2016年06月09日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトおよびマラリア原虫双方のジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ(DHODH)を阻害するトリアゾロピリミジン系の既知阻害剤(DSM265)のマラリア原虫選択性を向上するために,DSM265内のp-SF5-アニリンを置換した一連のトリアゾロピリミジン誘導体を合成し,それらの評価を行った。1,2,3,4-テトラヒドロ-2-ナフチルあるいは2-インダニルアミンで置換した誘導体は,Plasmodium falciparumおよびP.vivaxのDHODHに対する強い阻害活性を示したが,ヒトのDHODHに対する阻害活性は示さなかった。物理化学的性質,in vitroにおける代謝,hERG関連遺伝子カリウムチャンネルに対する活性,およびチトクロームP450に対する活性に関して最適化し,(S)-N-(7-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2-イル)-2-(1,1-ジフルオロエチル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-アミンを得た。本化合物はF.falciparum感染マウスモデルにおいて抗マラリア活性を示す一方で,高い代謝クリアランスも示した。本研究において強力で選択的なマラリア原虫のDHODH阻害剤を得ることができたが,臨床において抗マラリア剤として用いるためにはさらなる改善が必要であると結論付けた。
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分類 (2件):
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抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  トリアゾール 
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