文献

J-GLOBAL ID：201702221278191658   整理番号：17A0134882

2つのRumex japonicus(ギシギシ)個体群における銅ストレスに対する細胞内分布と抗酸化酵素活性

Subcellular Distribution and Antioxidant Enzymes Activities to Copper Stress in Two Rumex japonicus Populations

著者 (5件)： HUANG Wuxing (Henan Agricultural Univ., Henan, CHN) ,  BAI Xiaoting (Henan Agricultural Univ., Henan, CHN) ,  REN Cong (Henan Univ. Animal Husbandry and Economy, Henan, CHN) ,  SHAO Huifang (Henan Agricultural Univ., Henan, CHN) ,  XU Zicheng (Henan Agricultural Univ., Henan, CHN)
資料名： Journal of Computational and Theoretical Nanoscience  (Journal of Computational and Theoretical Nanoscience)
巻： 13  号： 4  ページ： 2395-2400  発行年： 2016年04月 
JST資料番号： W2377A  ISSN： 1546-1955  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Rumex japonicusの胴への反応を,銅鉱床からの汚染位置(CS)集団および非汚染現場からの非汚染位置(NCS)集団を用いて調べた。両集団の実生を6日間,水耕性条件下で,6日間20μMのCu²⁺ストレスまたは対照に暴露した。亜細胞分布に関しては,根の空胞中のCu濃度は,NCS集団よりもCS集団において有意に高かったが,根の細胞質中のCu濃度は,NCS集団よりCS集団において有意に低かった。CS集団におけるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT),ペルオキシダーゼ(POD),細胞壁インベルターゼ(CW-Inv)および液胞インベルターゼ(V-Inv)の酵素活性は,Cuストレス下でのNCS集団のそれより有意に高かった。酸性インベルターゼの活性と抗酸化酵素の活性との間に有意な正の相関が観察された。結果は,Cuストレス下で,CS集団におけるより高い酸インベルターゼ活性が,より高い抗酸化酵素活性に一部起因し得ることを示唆した。

シソーラス用語： 酵素 ,  耐性 ,  細胞内分布 ,  ギシギシ属 ,  ストレス ,  土地 ,  インベルターゼ ,  金属イオン ,  銅化合物 ,  *酵素活性度
準シソーラス用語： *Rumex japonicus ,  金属耐性 ,  抗酸化酵素 ,  *細胞内局在性 ,  *重金属ストレス ,  汚染土地 ,  銅イオン ,  酵素活性 ,  銅ストレス

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (6件)： Rumex ,  個体 ,  銅 ,  ストレス ,  細胞内分布 ,  抗酸化酵素活性