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J-GLOBAL ID：201702221337234552   整理番号：17A0124253

植物におけるヘテロ三量体G蛋白質シグナル伝達への新たな洞察【Powered by NICT】

Emerging insights into heterotrimeric G protein signaling in plants

著者 (5件)： Xu Quan (Rice Research Institute of Shenyang Agricultural University) ,  Zhao Mingzhu (Rice Research Institute of Shenyang Agricultural University) ,  Wu Kun (Institute of Genetics and Developmental Biology, Chinese Academy of Sciences) ,  Fu Xiangdong (Institute of Genetics and Developmental Biology, Chinese Academy of Sciences) ,  Liu Qian (Institute of Genetics and Developmental Biology, Chinese Academy of Sciences)
資料名： Journal of Genetics and Genomics  (Journal of Genetics and Genomics)
巻： 43  号： 8  ページ： 495-502  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2547A  ISSN： 1673-8527  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘテロ三量体グアニンヌクレオチド結合蛋白質(G蛋白質)シグナル伝達は多様な真核生物において進化的に保存された機構である。植物では,ヘテロ三量体G蛋白質複合体のレパートリー,Ga,Gb,Ggサブユニットから構成されているが,後生動物におけるよりもはるかに簡単で,そのリガンドと共に典型的なG蛋白質共役受容体(GPCR)の同一性は不明のままである。Arabidopsisにおける比較表現型解析とG蛋白質成分の機能喪失および獲得変異体を用いたイネ植物はヘテロ三量体G蛋白質シグナル伝達は,植物の成長と発生過程の様々な重要な役割を果たしていることを明らかにした。穀粒収量は量的形質遺伝子座(QTL)により決定された複雑な形質であると土壌窒素利用性と環境変化に影響される。最近の研究は,二非標準Ggサブユニットの操作,GS3(GRAIN SIZE 3)とDEP1(DENSE AND ERECT PANICLE 1)を同時にイネの穀粒収量および窒素利用効率を増加させるための新しい戦略であることを示した。本レビューはヘテロ三量体G蛋白質シグナル伝達経路の理解における最近の進歩と作物の収量とストレス耐性の改善におけるその応用を論じた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土壌窒素 ,  サブユニット ,  *Arabidopsis ,  真核生物 ,  量的形質遺伝子座
準シソーラス用語： ストレス耐性 ,  窒素利用効率 ,  環境変化 ,  表現型解析 ,  G蛋白質共役型受容体 ,  リガンド ,  後生動物 ,  結合蛋白質 ,  *ヘテロ三量体 ,  *ヘテロ三量体GTP結合蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： G蛋白質シグナル伝達 ,  非標準Ggサブユニット ,  DEP1 ,  GS3 ,  収量可能性

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  ヘテロ三量体G蛋白質 ,  シグナル伝達 ,  洞察