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J-GLOBAL ID:201702221653747552   整理番号:17A0885061

火星における入射O~+ピックアップイオンの反射の統計的解析:MAVEN観測【Powered by NICT】

Statistical analysis of the reflection of incident O+ pickup ions at Mars: MAVEN observations
著者 (11件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 4089-4101  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2389A  ISSN: 2169-9380  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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火星大気・揮発性進化(MAVEN)衛星の超熱的と熱イオン組成装置から得たO~+イオン速度分布関数の約1.3年間のデータセットを解析して,火星バウショック以下で起る入射O~+ピックアップイオン(>10 keV)の反射を調べた。入射O~+捕捉イオンの反射の重要性を定量的に評価するため,火星バウショック以上の平均内向きと外向きO~+イオンフラックスを計算することにより,反射率を推定した。著者らの結果は,平均反射率は14.1±6.7%であることを示した。も火星上の太陽風,太陽EUVフラックス,南半球地殻磁場に対する反射率の依存性を調べた。反射比は惑星間磁場(IMF),太陽風動圧,および太陽風におけるO~+捕捉イオンのジャイロ半径の大きさではなく,太陽EUV流束と地殻磁場に強く依存することを見出した。反射比は太陽風中の,これらの領域における入射O~+捕捉イオンのジャイロ半径を制御する主にバウショック以下で磁場により決定されることを示唆した。もこれらのパラメータは,極端な条件(すなわち,IMFの大きさ>6nT)となって反射率は38.9±10.2%に増加することを見出した。入射O~+ピックアップイオンは火星からの大気のスパッタリング脱出の主要源であることが知られているので,著者らの結果は,イオン反射は,極端な太陽風条件下での火星からのスパッタリング脱出を減少させる役割を持つ可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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