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J-GLOBAL ID:201702221662308849   整理番号:17A0855878

アスタキサンチンは食餌誘発性肥満と非アルコール性脂肪性肝炎のマウスモデルの肝臓と脂肪組織における炎症および線維症を阻害する【Powered by NICT】

Astaxanthin inhibits inflammation and fibrosis in the liver and adipose tissue of mouse models of diet-induced obesity and nonalcoholic steatohepatitis
著者 (12件):
資料名:
巻: 43  ページ: 27-35  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,キサントフィルカロチノイドであるアスタキサンチン(ASTX)は食餌誘導性肥満(DIO)と非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)マウスモデルにおける肥満関連代謝異常,炎症および線維症を防御できるかどうかを決定することであった。雄C57BL/6Jマウスに低脂肪(6%脂肪,w/w),高脂肪高ショ糖制御(HF/HS;35%脂肪,35%しょ糖,w/w),またはHF/HS含有ASTX(AHF/HS; 0.03% ASTX, w/w)を30週間給餌した。NASHを誘導するために,もう一組のマウスは18週間0.015%ASTX(AHF/HS/HC)2%コレステロール(HF/HS/HC)HF/HS/HCを含むHF/HS食を給餌した。LFと比較して,HF/HSは血漿総コレステロール,トリグリセリド,グルコース,ASTXにより低下したを有意に増加させた。ASTXは両モデルにおいてマクロファージと線維症のマーカーの肝臓m RNAレベルを低下させた。ASTXの影響はDIOマウスよりNASHでより顕著であった。精巣上体脂肪において,ASTXもマクロファージ浸潤とM1マクロファージマーカー発現を減少させ,両マウスモデルにおける低酸素誘導因子1-αとその下流線維形成遺伝子を阻害した。ASTXはHF/HS食を与えた対照マウスのそれと比較してリポ多糖類刺激DIOマウス由来の脾細胞における腫瘍壊死因子αmRNAを有意に減少させた。ASTXは対照肥満マウスと比較して骨格筋における脂肪酸β酸化とミトコンドリア生合成を調節する遺伝子のレベルを有意に上昇させたが,差は脂肪組織の脂質生合成遺伝子では認められなかった。著者らの結果は,ASTXは肝臓および脂肪組織の炎症と線維症を阻害し,肥満マウスにおけるミトコンドリア脂肪酸酸化に対する骨格筋の能力を増強することを示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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脂質の代謝と栄養 

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