文献
J-GLOBAL ID:201702221967538916   整理番号:17A0661046

カルノシン酸はラットにおけるSIRT1/ChREBPとSIRT1/p66shc経路を調節することによる慢性アルコール性肝障害を軽減する【Powered by NICT】

Carnosic acid alleviates chronic alcoholic liver injury by regulating the SIRT1/ChREBP and SIRT1/p66shc pathways in rats
著者 (14件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 1902-1911  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ローズマリーから抽出される,スコープカルノシン酸(CA)は多数の薬理学的活性を示した。本研究では,慢性アルコール性肝障害に及ぼすCAの効果を調べ,関連するメカニズムを解明することを目的とした。【方法】と結果:in vivoラットモデルは,エタノールを含む流動食をラットに与えることによって確立し,in vitroモデルは,48時間100mMエタノールでHepG2細胞を処理することにより作成した。アルコール誘発性肝臓損傷のラットモデルにおいて,CAは血清アミノトランスフェラーゼ,トリグリセリド及び総コレステロールレベルを有意に減少させた。さらに,CAは酸化ストレス,炎症および細胞死を阻害した。興味あることに,CAはSIRT1,リポ蛋白質炭水化物応答エレメント結合蛋白質(ChREBP)と成長因子アダプター蛋白質(p66shc)のダウンレギュレーションと関連していたを活性化した。HepG2細胞では,エタノール誘発細胞障害はSIRT1減少と関連した及びChREBPとp66shc蛋白質発現を増加させた。これらの変化はCAにより逆転させたが特異的SIRT1阻害剤,EX527により増強された。さらに,SIRT1,ChREBP,p66shcに対するCAの効果は,SIRT1siRNAまたはEX527により消失し,CAは,SIRT1活性化を介してChREBPとp66shc発現を減少させることを示した。【結論】CAはSIRT1/ChREBPとSIRT1/p66shc経路,抗脂肪症,抗酸化,および抗アポトーシス効果に関連することを活性化することによりアルコール性肝障害に対し保護効果を発揮した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る