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J-GLOBAL ID:201702222178621630   整理番号:17A0410457

浄化中のバクテリオファージの応用はザルガイにおけるネズミチフス菌の負荷を減少させる【Powered by NICT】

Application of bacteriophages during depuration reduces the load of Salmonella Typhimurium in cockles
著者 (7件):
資料名:
巻: 90  ページ: 73-84  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二枚貝軟体動物はフィルター・フィーダー,しばしば消費生または軽く調理であり,汚染水中のしばしば耕作されるので,それらはヒトへの食品媒介疾病伝播に関与している。本研究では,天然及び人工的に汚染させたザルガイ(Cerastoderma edule)の浄化時のSalmonella enterica serovar Typhimurium(ネズミチフス菌)の濃度を低下させるバクテリオファージ(ファージ)phSE2,ファージphSEとファージカクテルphSE/phSEの適用可能性を検討した。ザルガイは静的海水でのS.Typhimuriumの10~5と10~6コロニー形成単位(CFU)/mLを人為的に感染させたと感染群は四種類のMOI値でファージで処理した:0.1 110および100であった。phSEとphSEの単一ファージ懸濁液による0.1の感染多重度(MOI)での静的海水中の浄化が最良の結果を提供し,それは,それぞれ,約1.3及び1.7logCFU/g減少し4時間処理後のSalmonella spp.の濃度であった。0.1のMOIでは,ファージカクテルを用いて得られた結果と比較した場合,単一ファージ懸濁液による不活性化の速度は高かった。しかし,単一ファージ懸濁液とファージカクテルphSE/phSEを静的海水で処理した自然に汚染されたザルガイでは,培養可能な細菌濃度(0.7 0.9 logCFU/g)における同様な減少は6時間の処理後に達成された。人工的に汚染させたザルガイは,再循環海水系(産業浄化条件を模倣)におけるファージphSEを浄化すると,Salmonella spp.の0.9および2.0対数CFU/g削減は4と6時間の処理後に達成された。浄化プロセスはファージ無しで実施した後,6時間の処理は,Salmonella spp.の1.1logCFU/g減少を得るために必要であった。結果は浄化法とファージ生物的防除を組み合わせた除染効率を改善し,この技術は二枚貝産業に置き換えできることを証明することによりヒトの消費のための二枚貝の微生物安全性を向上させることを示した。更にまたこのアプローチは,浄化に必要な時間とその関連コストを低減する利点を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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食品衛生一般  ,  滅菌法 
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