文献

J-GLOBAL ID：201702222628181843   整理番号：17A0494926

有機分子触媒の化学 モノづくりのパラダイムシフト 日本化学会編 9 イオン対を中心とした不斉塩基触媒

著者 (2件)： 浦口大輔 ,  大井貴史
資料名： CSJ Current Review  (CSJ Current Review)
号： 22  ページ： 109-117,1(2)  発行年： 2016年11月15日 
JST資料番号： F1106A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ここでは,触媒からのキラルカチオンと基質からのアニオンからなるイオン対の中間体に注目し,キラル有機塩基触媒の開発のあゆみを紹介した。具体的には,比較的強い塩基をもつ分子触媒の例として,キラルグアニジン触媒によるStrecker型反応,キラルイミノホスホラン(ホスファゼン)触媒によるN-スルホニルイミンの不斉Payne型酸化反応などを紹介した。また,イオン対型触媒系の例として,キラルアンモニウムフルオリド触媒による向山アルドール反応,キラルアンモニウムアリールオキシド(アンモニウムベタイン)触媒をイオン性求核触媒とするアルドール反応などを紹介した。

シソーラス用語： 立体配座 ,  反応機構 ,  触媒 ,  触媒反応 ,  イオン対 ,  塩基 ,  イミド ,  シアナミド ,  ホスホラン ,  窒素化合物 ,  アンモニウムイオン ,  *アルドール反応 ,  酸化 ,  付加反応 ,  *ヒドロキシケトン ,  不斉触媒 ,  不斉反応 ,  製造
準シソーラス用語： *Mukaiyamaアルドール反応 ,  グアニジン類 ,  ホスファゼン類 ,  ベタイン類 ,  不斉触媒反応 ,  物作り ,  有機塩基 ,  有機触媒反応 ,  有機反応機構 ,  有機分子触媒

分類 (4件)： 脂肪族ケトン  (CF03190Q) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  反応の立体化学  (CF02130V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 有機分子触媒 ,  化学 ,  モノづくり ,  パラダイムシフト ,  日本 ,  学会 ,  イオン対 ,  塩基触媒