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J-GLOBAL ID:201702222645673084   整理番号:17A0210367

抗光退色 高発光性そして高光安定性ユ-ロピミウム錯体形成に備える構造的に堅固なあるタイプの発色団

Antiphotobleaching: A Type of Structurally Rigid Chromophore Ready for Constructing Highly Luminescent and Highly Photostable Europium Complexes
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号: 13  ページ: 2085-2096  発行年: 2016年04月05日 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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抗光退色は,有機発光過程に関係する多くの研究分野に加え,発光性ランタニド錯体(LLCs)の分野で重要な課題である。本研究では,あるタイプの構造的に堅固な有機配位子,4-ヒドロキシ-1,5-ナフチリジン(ND)を開発し,それはユーロピウム発光を効率的に増感するばかりでなく,特異な光安定性を示した。異なる置換基を持つ一連のND誘導体を合成し,それらの一重項および三重項励起状態エネルギー準位を系統的に調べた。対応するユーロピウム錯体の光物理的評価は,増感効率(ηsens)が100%に近く,全フォトルミネッセンス量子収率は84%まで達し得ることを明らかにした。最も重要なことには,これら構造的に堅固な発光性ユーロピウム錯体は顕著な光安定性と熱安定性を示す。容易に光劣化する広く使用されているβ-ジケトン錯体とは異なり,ND-ベースのキレートは,UV時効試験(10Wm-2340nm紫外線A照射)で200h以内に明確な光劣化を示さなかった。その様な優れたUV耐性は,有名な化合物トリ(8-ヒドロキシキノレート)アルミニウム(Alq3)のものより優れてさえいる。可能な理由を考察し,光安定なLLCs設計のための一般的な設計ルールを提案した。その様な発色団は,多くの研究分野の可能な応用において,発光材料に優れた光安定性を導入するのに極めて有望である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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錯体のルミネセンス  ,  第3族元素の錯体  ,  窒素複素環化合物一般 
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