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J-GLOBAL ID:201702222674022893   整理番号:17A0883734

水銀濃度との相関,およびクジラ肉摂食者と重魚食者からの頭髪中のアミノ酸の炭素および窒素の安定同位体比【Powered by NICT】

Correlations between mercury concentration, and stable isotope ratios of carbon and nitrogen of amino acids in scalp hair from whale meat eaters and heavy fish eaters
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 745-752  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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根拠:海洋動物における水銀(Hg)蓄積は一般的に食物網を通して増加した栄養レベル(δ~15N値)を増すと,捕食者は高レベルのHgを蓄積する。ヒトHg摂取の主な供給源は,魚および他の海洋哺乳動物の消費であり,頭髪中のHg濃度は海洋動物の消費を評価するための優先マーカーである。ヒト消費者の栄養と源アミノ酸間のδ~15n値の差はその獲物のバルクδ~15n値を知ることなく消費者の栄養レベルを推定することが可能にする。【方法】著者らは同位体比モニタリングガスクロマトグラフィー/質量分析(Irm GC/MS)を用いた重魚摂食者とクジラ肉摂食者からの頭髪中の15種のアミノ酸のδ~15n値を測定し,毛髪中のHg濃度の間の相関と個々の構成アミノ酸のδ~15n値を検討した。【結果】全ての栄養アミノ酸(Ala,Val,Leu,Ile,Pro,AsxおよびGlx)のδ~15n値は,Hg濃度(p<0.01)の増加と共に増加し,Glx(R~2=0.725)と最も高い相関を示した。とは対照的に,Thrのδ~15n値は,Hg濃度(R~2=0.663, p<0.01)の増加とともに減少した。Glx,Thr間のδ~15N値の差は正のHg濃度と相関し,アミノ酸の種々の組合せ間にて最高の相関係数(R~2=0.773, p<0.01)を示した。【結論】Glx,Thr間のδ~15n値の差は,頭髪中のHg濃度の推定のための最良の代替指標であるように見える。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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同位体存在比,質量スペクトル  ,  動物の生化学 

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