文献

J-GLOBAL ID：201702222759288302   整理番号：17A0372168

高および低強化牧草をベースとする牛乳生産システムのライフサイクル環境影響:ニュージーランド,Waikato地方の事例研究【Powered by NICT】

Life cycle environmental impacts of high and low intensification pasture-based milk production systems: A case study of the Waikato region, New Zealand

著者 (8件)： Chobtang Jeerasak (AgResearch, Ruakura Research Centre, Hamilton 3240, New Zealand) ,  Chobtang Jeerasak (Institute of Agriculture and Environment, Massey University, Palmerston North 4442, New Zealand) ,  Chobtang Jeerasak (New Zealand Life Cycle Management Centre, c/o Massey University, Palmerston North 4442, New Zealand) ,  Ledgard Stewart F. (AgResearch, Ruakura Research Centre, Hamilton 3240, New Zealand) ,  Ledgard Stewart F. (New Zealand Life Cycle Management Centre, c/o Massey University, Palmerston North 4442, New Zealand) ,  McLaren Sarah J. (Institute of Agriculture and Environment, Massey University, Palmerston North 4442, New Zealand) ,  McLaren Sarah J. (New Zealand Life Cycle Management Centre, c/o Massey University, Palmerston North 4442, New Zealand) ,  Donaghy Daniel J. (Institute of Veterinary, Animal and Biomedical Sciences, Massey University, Palmerston North 4442, New Zealand)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 140  号： P2  ページ： 664-674  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 牧草地ベースの酪農システムの強化は,通常,ヘクタールあたりの乳生産を増加させる増大した使用農場外入力と関連し,付加的な環境影響は,これらの農外入力の上流生産とデリバリーと関連している可能性がある。本研究の目的は,(i)農業生産と(ii)ライフサイクル環境指標に関しての牧草ベースの牛乳生産システムにおける二レベル酪農強化(すなわち高と低)を比較することであった。研究は,ニュージーランド,ワイカト地域の53の酪農場を考察した。三農場属性(家畜密度,飼料と量窒素肥料を用いbroughtの量)は,各酪農場のための農業強化(強化指数)のレベルを定義するために使用した。強化指標にランク付けされた酪農場の上部および下部四分位数は高及び低強化群を代表するように選定した。酪農システムの十二中点環境指標は,システム境界と機能単位と農園の門まで」の展望として1kg脂肪と蛋白質補正乳の帰属ライフサイクルアセスメントを用いて評価した。低強化群と比較して,高い強化群は,全飼料と窒素肥料使用brought(ヘクタール当たりベースで)高かった(P<0.001)放牧率牛(P<0.01)とヘクタール当たり(P<0.001)当たりのより大きな牛乳収率を有していた。農業強化の異なるレベルは全飼料転換効率(P>0.05)に影響しなかった。しかし,高強化群,脂肪及び蛋白質補正乳のkg当たり12種の環境指標のうちの10種についての結果は,低強化群より高かった(P<0.05)であった。最も環境指標の結果の増加の主な要因はbroughtにおける飼料,酪農場に使用する農薬と輸送農場外入力の製造の産生が認められた。とは対照的に,増加した牧草摂取は負に全ての環境影響と相関していた(P<0.05),効率的な牧草地管理は,環境影響を緩和するためにも重要であることを示した。結論として,牧草地ベースの酪農システムの強化の増加は,乳牛1頭当りおよびヘクタール当たりの乳生産増加をもたらしたが,一方,それはまた最も指標の増加環境の影響をもたらした。増加し資源利用効率とは別に,増加した牧草地利用効率は,牧草ベース酪農システムの環境的持続可能性を改善するための有望な手段である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *環境影響 ,  酪農 ,  *牧草 ,  *ニュージーランド ,  乳牛 ,  農場 ,  ライフサイクルアセスメント ,  *事例研究 ,  *ライフサイクル ,  *牛乳 ,  窒素肥料 ,  牧草地
準シソーラス用語： 持続可能性 ,  酪農場 ,  環境指標 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 酪農 ,  環境影響 ,  強化 ,  ライフサイクルアセスメント ,  ニュージーランド ,  牧草主体システム

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 強化 ,  牧草 ,  牛乳 ,  ライフサイクル ,  環境影響 ,  ニュージーランド ,  地方 ,  研究