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J-GLOBAL ID：201702223026757726   整理番号：17A0622365

社会情報過程としての討議デモクラシー(<特集>社会情報学からの発信(2))

著者 (1件)： 伊藤賢一 (群馬大学)
資料名： 社会情報学(Web)  (Socio-Informatics (Web))
巻： 1  号： 2  ページ： 37-42(J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U1006A  ISSN： 2187-2775  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿の目的は,近年注目を集めている討議デモクラシーの議論を社会情報過程として位置づけ,今後の社会情報学を切り開いていく一つの可能性を示すことである。ドイツの社会学者ハーバマスに由来する公共圏的な空間をCMC空間に見いだそうとしてきた議論は必ずしも成功したとはいえないけれども,「討議デモクラシー」として実験的に行われてきたミニ・パブリックスの試みは,公共圏を実現するための成功例といえる。CMC空間を内部に含んだコミュニケーションのネットワークとしての公共圏を,現実的なものとして構想していく可能性は豊かに開かれているということを論じたい。(著者抄録)

シソーラス用語： *民主主義 ,  空間 ,  コミュニケーション ,  ネットワーク ,  市民 ,  世論調査 ,  制度 ,  インターネット ,  *情報科学 ,  *方式
準シソーラス用語： *デモクラシー ,  公共圏 ,  裁判員制度 ,  *社会情報学 ,  *討議法

著者キーワード (8件)： 社会情報過程 ,  討議デモクラシー ,  公共圏 ,  ミニ・パブリックス ,  social information process ,  deliberative democracy ,  public sphere ,  mini-publics

分類 (1件)： 技術教育  (JA01050T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 社会情報 ,  過程 ,  デモクラシー ,  社会情報学