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J-GLOBAL ID：201702223237826181   整理番号：17A0361528

乳牛における急性産褥性子宮炎の治療のための非ステロイド性抗炎症薬の有効性に関する無作為化,対照臨床試験【Powered by NICT】

Randomized, controlled clinical trial on the efficacy of nonsteroidal antiinflammatory drugs for the treatment of acute puerperal metritis in dairy cows

著者 (5件)： Pohl A. (Clinic of Animal Reproduction, Faculty of Veterinary Medicine, Freie Universitaet Berlin, Konigsweg 65, 14163 Berlin, Germany) ,  Bertulat S. (Clinic of Animal Reproduction, Faculty of Veterinary Medicine, Freie Universitaet Berlin, Konigsweg 65, 14163 Berlin, Germany) ,  Borchardt S. (Clinic of Animal Reproduction, Faculty of Veterinary Medicine, Freie Universitaet Berlin, Konigsweg 65, 14163 Berlin, Germany) ,  Burfeind O. (Clinic of Animal Reproduction, Faculty of Veterinary Medicine, Freie Universitaet Berlin, Konigsweg 65, 14163 Berlin, Germany) ,  Heuwieser W. (Clinic of Animal Reproduction, Faculty of Veterinary Medicine, Freie Universitaet Berlin, Konigsweg 65, 14163 Berlin, Germany)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 99  号： 10  ページ： 8241-8249  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,急性産褥期子宮筋層炎(APM)の治療のためのセフチオフル塩酸塩と比較してケトプロフェンの有効性を評価することであった。より詳しくいえば,ここでは,治療群間で拡張処理(extT)の発生率を比較するため,分娩後最初の3乳試験に化膿性膣分泌物(PVD)および牛乳収率の有病率を決定し,ケトプロフェンまたはセフチオフル罹患の処置牛の繁殖成績を分析しようと試みた。最初の泌乳10日(DIM)内の直腸温度≧39.5°Cと赤褐色悪臭のある膣排泄物の乳牛は,A PMと診断された。登録の日と治療の最初の日は1日目を調べ考察した。直腸温度は研究7日目まで毎日記録した。A PMによる全610頭の乳牛の無作為化臨床試験に登録した。包含基準に合致する乳牛は,1 2,および3日にケトプロフェン(体重の3mg/kg,300)またはセフチオフル(体重の1mg/kg,310)処理による処理に割り当てた。研究4日目と7日目の直腸温≧39.5°Cを示した乳牛は3(ケトプロフェン群)または2(セフチオフル群)日のセフチオフルとextTを受けた。乳牛は21DIM~40メトリチェック装置(Simcro,Hamilton,ニュージーランド)で調べた,膣分泌物は膿の存在に従って5点スケールで分類した。スコア≧2の乳牛は,PVDを有するとして分類された。五十二頭の乳牛(ケトプロフェン群から35,セフチオフル群から17)は,欠落したプロトコルコンプライアンス(n=37)または併存疾患(n=15)による分析から除外した。ケトプロフェンで処理した牛は,セフチオフル(61 vs. 31%)で処理した牛よりextTを有する可能性が高かった。PVDの有病率は,2治療群(ケトプロフェン,56%,セフチオフル,53%)の間で異ならなかった。初期3次元処理後extTを必要とし,しかし,乳牛はないextT(64 vs. 46%)牛よりPVDを発症しやすかった。処理群は妊娠(ケトプロフェン群144d,95%CI:132 158D対セフチオフル群,133d,95%CI:119 153D)乳量(ケトプロフェン群,35.5±0.4kg;セフチオフル群,35.2±0.3kg),最初の人工授精妊娠リスク(ケトプロフェン群,20%vs.セフチオフル群,25%),最初の人工授精までの平均日[ケトプロフェン群,73日,95%信頼区間(CI):70 75D対セフチオフル群,75d,95%CI:72 76d]と中央値日に影響しなかった。これらの結果は,ケトプロフェンによる初回治療を受けた牛はextTを受けやすいが,より少ない用量セフチオフル(1.83)は,セフチオフル(3.63)による初回治療を受けた乳牛と比較して必要であることを示した。さらに,PVDの有病率は増加しなかったと泌乳量と繁殖成績はケトプロフェンによる初期治療によって負の影響を受けなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 妊娠 ,  直腸温 ,  分娩 ,  罹患率 ,  泌乳量 ,  人工受精 ,  ランダム化比較試験 ,  乳汁分泌 ,  *非ステロイド系消炎薬 ,  体重 ,  牛乳 ,  *乳牛 ,  芳香族ケトン ,  ケト酸
準シソーラス用語： 繁殖成績 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： キーワード急性産じょく子宮炎 ,  動物の健康 ,  抗生物質 ,  非ステロイド性抗炎症薬(NSAID) ,  生殖

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

物質索引 (2件)： ケトプロフェン ,  セフチオフル

タイトルに関連する用語 (8件)： 乳牛 ,  産褥 ,  子宮 ,  治療 ,  非ステロイド性抗炎症薬 ,  有効性 ,  対照 ,  臨床試験