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J-GLOBAL ID:201702223406028786   整理番号:17A0564912

金ナノ粒子を用いた間充織間質細胞(MSCs)標識のための条件を最適化する:MSCsのin vivo追跡のための必要条件

Optimizing conditions for labeling of mesenchymal stromal cells (MSCs) with gold nanoparticles: a prerequisite for in vivo tracking of MSCs
著者 (15件):
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巻: 15  号: Mar  ページ: 15:24 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:間充織間質細胞(MSCs)はin vivoにおいて腫瘍組織に向けた固有遊走能を示す。MSCsの腫瘍ホーミング効力を定量する将来的目標をもって,この方向に沿った第一ステップとして,MSC標識のための無機ナノ粒子(NPs),特におよそ4nmサイズのAuNPsの使用を検討した。異なる暴露濃度および時間におけるNPsの時間依存取込み効率を誘導結合プラズマMS分光法(ICP-MS)によって測定した。結果:MSCsの標識効率をエキソサイトーシスNPs量vs最初のエンドサイトーシスNPs量の視点で測定し,高濃度では内部移行AuNPsが時間を超えてエキソサイトーシスされて無駄使いされることが示された。AuNPsへの高用量暴露においても,細胞生存率および表面マーカー発現は実質的に損なわれることはなかったが,MSCsはその増殖および遊走能に有意の悪影響を受けた。これらの結果から,或る量のNPsによるMSCsの標識が細胞に悪影響を及ぼすかどうかを評価する方法としては,増殖または遊走アッセイが適切であることが立証された。しかしながら,最適条件にもかかわらず,標識効率は異なるドナー由来MSCロットにおいては著しく変動することから,NPsに対する細胞特異的積載能の存在が示された。最後に,ICP-MSを利用してマウス組織内AuNP-標識MSCsの検出限界を測定し,in vivoにおけるNP標識MSCsの分布とホーミングを明らかにした。結論:大量のNPsは画像化コントラストを改善するが,MSCsの機能欠失を避けるためには,標識の持続および拡張は注意深く調節する必要がある。本論文は,in vivoでの細胞遊走能を維持するヒトMSCsへのAuNPs最適標識法を確立した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物物理的研究法 

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