文献
J-GLOBAL ID:201702223723996836   整理番号:17A0051825

ナノ流UPLC-ESI-MS/MSによる脂質の高スループットで迅速な定量:ノンアルコール性脂肪肝疾患のウサギの肝臓脂質への応用

High-throughput and rapid quantification of lipids by nanoflow UPLC-ESI-MS/MS: application to the hepatic lipids of rabbits with nonalcoholic fatty liver disease
著者 (5件):
資料名:
巻: 408  号: 18  ページ: 4975-4985  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
選択反応モニタリング(SRM)を用いたナノフロー超高圧液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法(nUPLC-ESI-MS/MS)を使用して迅速かつ高スループットの定量法(20分以内に約300脂質)を確立し,非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の発症を刺激する様々な代謝状態のウサギの肝臓脂質の定量的プロファイリングに応用した。本研究のウサギの代謝状態[炎症(I),高コレステロール食(HC),および炎症と組合せた高コレステロール食(HCI)]の中で肝臓リピドームのかなりの変動(>3倍とp<0.01)がHCとHCI群で観察されたが,一方単一脂質は群Iで有意な変化を示さなかった。さらに,本研究では,HCとHCI群の両方,すべての11種のMHCsが3倍から12倍増加したので特にMHCsで比較的高濃度のモノヘキソシルセラミド(MHCs),スフィンゴミエリン(SMs),およびトリグリセリド(TGs)の劇的な増加が明らかになった。上記クラスの比較的豊富な脂質のレベルが増加するにつれて,各クラスの総脂質レベルは約2倍から5倍に有意に増加した。他のクラスの脂質も一般に増加し,それらが細胞増殖を促進するので,それは分裂促進性と非アポトーシス性のMHCとSMの増加によって誘導される可能性が高かった。一方,アポトーシスセラミド(Cers)のレベルのわずかな低下を観察し,それは全脂質レベルの一般的増加と一致した。肝臓リピドームの明確な変化がHC群から観察されたので,これは,HCまたはHCIがNAFLDと非常に関連しているが,炎症単独ではないことを示唆した。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  消化器の基礎医学 
引用文献 (31件):
もっと見る

前のページに戻る