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J-GLOBAL ID:201702225804840679   整理番号:17A0660822

1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムイオン性液体とそれらの水性混合物中でのアルキル鎖立体配座のRaman分光学的研究【Powered by NICT】

Raman Spectroscopic Study on Alkyl Chain Conformation in 1-Butyl-3-methylimidazolium Ionic Liquids and their Aqueous Mixtures
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巻: 17  号: 19  ページ: 3040-3046  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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異なるアニオン(Cl~ ,Br~ ,I ~およびBF_4~ )と1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム([BMIM])カチオン,およびその水との混合物のイオン性液体を,Raman分光法と分散は,密度汎関数理論(DFT)を用いて調べた。イミダゾリウムカチオン中のブチル鎖の二種の異性体600と624cm~ 1で特徴的なRamanバンドは異なるアニオンの強度のほか水溶液中においても有意な変化を示した。これらの二つのバンドの面積比はI~ >Br~ >Cl~ >BF_4~-([BMIM]XにおけるアニオンXの点で)を,[BMIM]Iのブチル鎖はtrans立体配座を採用する傾向があることを示した。ブチル鎖は希釈によるgauche立体配座を採用し,アニオンの種類に関係なくことが分かった。[BMIM]X(X=Cl~ ,Br~ およびI~ )のブチルC-H伸縮領域のRamanバンドは水濃度の増加とともに有意に青方偏移し,一方[BMIM]BF_4のそれは希釈によってほとんど変化しなかった。希釈によるC-H伸縮領域の青方偏移も[BMIM]I>[BMIM]Br>[BMIM]Cl>[BMIM]BF_4,純イミダゾリウムイオン性液体中でのブチル鎖のtrans立体配座選好,カチオン-アニオン相互作用は鎖の立体配座の決定に役割を果たしていることを示唆したと同じオーダーであった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分子の立体配置・配座  ,  融解塩 
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