文献
J-GLOBAL ID:201702225940815127   整理番号:17A0707148

糖尿病ラットの腎臓組織における亜鉛フィンガー転写因子SNAIL1の発現【JST・京大機械翻訳】

Expression of zinc -finger transcription factor Snail 1 in the kidney of diabetic rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 737-742  発行年: 2008年04月15日 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的;糖尿病ラットの腎臓組織における亜鉛フィンガー転写因子SNAIL1の発現を観察し、糖尿病性腎症(DN)の発生、発展との関係を検討する。方法;ストレプトゾトシン(STZ)誘発糖尿病(DM)ラットを2,4,8,12,16,20,24週および16週にA,20週Aおよび24週A群に分け,A群は13週目からインスリンを正常血糖レベルにコントロールした。各時点において,齢マッチングの正常対照群を設定した。各群の血糖、24H尿蛋白、血清クレアチニン(SCR)、腎臓指数を測定した。腎臓の病理学的変化をPAS染色により観察した。免疫組織化学とRT-PCR法により、腎皮質のSNAIL1とフィブロネクチン(FN)のタンパク質とMRNAレベルを測定し、WESTERN BLOTTINGによりSNAIL1蛋白の発現を測定した。【結果】;DM群のラットの血糖、24H尿蛋白、血清クレアチニン、腎臓指数は正常対照群より明らかに高く(P〈0.05、P〈0.01)、A群の上述指標はいずれもDM群より明らかに低かった(P〈0.05、P〈0.01)。SNAIL1免疫組織化学染色は各群のDMラット尿細管に見られ、正常対照群は陽性発現が見られず、A群は見弱陽性発現を示し、治療時間の延長に伴い減少した。DM群の腎皮質におけるSNAIL1,FN蛋白質およびMRNAの発現レベルは正常対照群よりも高く(P<0.01),一方,A群はDM群よりも有意に低かった(P<0.01)。SNAIL1と の発現レベルは正の相関があり(P〈0.01)、SNAIL1蛋白の発現レベルは血糖、尿蛋白、血清クレアチニン、腎臓指数と正の相関を示した(P〈0.01)。結論;SNAIL1遺伝子とタンパク質はDMラットの腎臓組織に過剰発現し、SNAIL1がDNの発生、発展機序に関与している可能性があることを提示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
著者キーワード (5件):

前のページに戻る