文献

J-GLOBAL ID：201702226402607075   整理番号：17A0367682

溶媒蒸気処理を用いたPAN/銀ナノファイバー中の半径方向の構造的勾配の制御【Powered by NICT】

Control of radial structural gradient in PAN/silver nanofibers using solvent vapor treatment

著者 (4件)： Huang Tsang-Min (Department of Polymer Engineering, the University of Akron, Akron, OH 44325, USA) ,  Pang Fang (Department of Polymer Engineering, the University of Akron, Akron, OH 44325, USA) ,  Hsieh I-Fan (Department of Polymer Science, the University of Akron, Akron, OH 44325, USA) ,  Cakmak Miko (Department of Polymer Engineering, the University of Akron, Akron, OH 44325, USA)
資料名： Synthetic Metals  (Synthetic Metals)
巻： 221  ページ： 309-318  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0123B  ISSN： 0379-6779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,PAN/銀ナノ粒子(NP)複合材料ナノファイバーは,ギ酸蒸気処理を用いたエレクトロスピニングPAN/AgNO_3ナノファイバーの化学的還元により作製することに成功した。PAN/銀ナノ粒子ナノ繊維の半径方向組成勾配は,処理温度と気相濃度を変えることによって制御できることを実証した。蒸気処理を室温で行ったので,銀ナノ粒子はPANナノ繊維内に均一に分散した。蒸気処理温度を上昇させると,蒸気処理したナノファイバー内の分布は,よく分散したからコア-シェル構造。形態差はギ酸蒸気圧,銀還元速度,およびナノファイバー内での銀イオンの移動度の温度依存集積現象に起因すると考えられる。さらに,PAN/銀ナノ粒子コア-シェルナノ繊維は,繊維の表面で銀NPsの焼結による導電性PAN/銀ハイブリッドナノ繊維マットを電気的作製に利用することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気相 ,  *銀 ,  導電性 ,  *ナノファイバ ,  移動度 ,  蒸気圧 ,  *半径方向 ,  温度依存性 ,  エレクトロスピニング ,  コアシェル構造 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 銀イオン ,  還元速度 ,  銀ナノ粒子 ,  *蒸気処理 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： コア-シェル ,  導電性PAN/銀複合繊維 ,  溶媒蒸気処理

分類 (2件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶媒蒸気 ,  PAN ,  銀 ,  ナノファイバー ,  半径方向 ,  勾配