文献

J-GLOBAL ID：201702226505489535   整理番号：17A0407575

Au C_60ナノ複合材料の合成とキャラクタリゼーション【Powered by NICT】

Synthesis and characterizations of Au-C₆₀ nanocomposite

著者 (4件)： Singhal Rahul (Malaviya National Institute of Technology Jaipur, JLN Marg, Jaipur 302017, Rajasthan, India) ,  Sharma P. (Malaviya National Institute of Technology Jaipur, JLN Marg, Jaipur 302017, Rajasthan, India) ,  Vishnoi R. (Malaviya National Institute of Technology Jaipur, JLN Marg, Jaipur 302017, Rajasthan, India) ,  Avasthi D.K. (Amity University, Sector 125, Noida, U.P., India)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 696  ページ： 9-15  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Au C_60ナノ複合材料薄膜(フラーレンC_60マトリックスに埋め込まれたAuナノ粒子)は150°Cから300°Cまでの熱同時蒸着法とそれに続く熱アニーリングにより合成した。非常に小さな濃度Au(~2at.%)は金属の存在に起因するフラーレンC_60の物理的および化学的特性の劣化を最小化するために選択した。直径2.1±0.04nmの球形Auナノ粒子は200°Cでアニールしたナノ複合材料のTEM画像に見られる明らかに~581nmにブロードな表面プラズモン共鳴ピークは250~°Cの温度でのAuナノ粒子の進展によるUV-可視吸収スペクトル,さらに300°Cで狭いFWHMをもつ~554nmの青色シフトが出現するAuナノ粒子の存在は,Au(111)及びAu(200)fcc反射を用いたX線回折により確認した。高温でのフラーレンC_60マトリックスの熱的に誘起された変換は,純粋なフラーレンC_60膜(金属なし)にRaman分光法によって研究した。300~°Cの温度でのLSPRの青方偏移は,フラーレンC_60マトリックス非晶質炭素への変換に起因するとMie理論の観点から説明した。TEMの結果は,Au原子とOstwald熟成の増強された拡散のために,より高い温度でフラーレンマトリックス中のAuナノ粒子の成長を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： Raman分光法 ,  *金 ,  FWHM ,  青方偏移 ,  Ostwald成長 ,  X線回折 ,  *ナノ複合材料 ,  高温 ,  同時蒸着 ,  可視吸収スペクトル ,  *キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： Mie理論 ,  表面プラズモン共鳴法 ,  熱アニーリング ,  金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： LSPR ,  Nanoparticles ,  フラーレン ,  光学的性質

分類 (3件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  分散冶金  (WC02040I) ,  ろう付  (WC07050C)

タイトルに関連する用語 (3件)： Au ,  ナノ複合材料 ,  キャラクタリゼーション