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J-GLOBAL ID:201702226891457429   整理番号:17A0470746

角膜炎症の治療のための結膜下注射可能なデンドリマデキサメタゾンゲル【Powered by NICT】

Subconjunctival injectable dendrimer-dexamethasone gel for the treatment of corneal inflammation
著者 (15件):
資料名:
巻: 125  ページ: 38-53  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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角膜炎症は多くの角膜疾患の重要な病理学的事象としてしばしば遭遇する。電流処理は迅速な涙液交換による頻繁な滴下を必要とする局所コルチコステロイドを含み,角膜毒性および高眼圧(IOP)のような副作用を引き起こす。,副作用,投与回数増加患者のコンプライアンスを低減できる新しい介入は非常に有益である。本研究では,持続的送達のための潜在的な戦略とコルチコステロイドのバイオアベイラビリティ増強としてデンドリマーデキサメタゾン(Dex)複合体を組み込んだ,チオール-エンクリック化学を使って架橋されたG4-PAMAMデンドリマとヒアルロン酸をベースにした結膜下注射可能なゲルを調べた。注射可能なゲル製剤の有効性をラットマイルドなアルカリ熱傷モデルで評価した。蛍光標識デンドリマ(D Cy5)in vivoゲル放出D Cy5に組み込まれた。放出されたD Cy5を選択的に標的とし,炎症を起こしたラット角膜における角膜マクロファージ内に局在し健康な対照ではしなかった。この病理に依存する生体内分布をドラッグデリバリーのための利用,注射可能なゲルにおけるD Dexを組込んだであった。D Dexゲルによる角膜炎症の減弱は2週間にわたり様々な臨床的および生化学的パラメータを用いて評価した。結膜下D Dexゲル処理は遊離Dexとプラセボゲル対照と比較して減少した中心角膜厚と改良された角膜透明度と良好な臨床的転帰をもたらした。角膜血管新生の程度はD Dex群で有意に減少した。これらの知見は,D Dexはマクロファージ浸潤と炎症性サイトカイン発現を減弱させることにより自由Dexよりも効果的に角膜炎症を減弱させることを示唆した。眼圧の有意な上昇は,D Dex群では観察されなかったが,遊離Dex群で観察された。頻回のステロイド投与を必要とするこの新しい注射用D Dexゲルはドライアイ,自己免疫性角膜炎と術後合併症のような多くの炎症性眼表面疾患の治療のための潜在的なドラッグデリバリープラットフォームである可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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