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J-GLOBAL ID:201702227086496437   整理番号:17A0216042

腫瘍壊死因子-αのイリジウム(III)ベース阻害剤の同定

Identification of an Iridium(III)-Based Inhibitor of Tumor Necrosis Factor-α
著者 (10件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 4026-4031  発行年: 2016年04月28日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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腫瘍壊死因子-α(TNF-α)の直接的で強力な阻害剤として新規のイリジウム(III)錯体1[Ir(pbt)2(tm-phen)](PF6)錯体(pbt=フェニルベンゾ[d]チアゾール,tm-phen=3,4,7,8-テトラメチル-1,10-フェナントロリン)を開発した。細胞ルシフェラーゼアッセイにおいて,錯体1はTNF-α誘導性核内因子κB(NF-κB)活性をin celluloで阻害した。ELISA試験から,錯体1はTNF-αとTNF-α受容体の間の蛋白質-蛋白質相互作用を阻害することが分かった。また,HeLa細胞において錯体1がIκBαのリン酸化を用量依存的に阻害することを見出した。構造活性相関解析から,pbtC^Nリガンドの存在とtm-phenN^Nリガンド上のメチル基の配置が生物学的効力にとって重要であることが分かった。さらに,イリジウム(III)中心が生理活性金属錯体構造の組織化に決定的な意味を持つことを明らかにした。錯体1の発見は,蛋白質-蛋白質相互作用阻害剤としてさらなる強力な有機金属錯体の開発を促進すると考えられる。
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分類 (4件):
分類
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白金族元素の錯体  ,  薬物の合成  ,  薬物の構造活性相関  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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