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J-GLOBAL ID：201702227386100269   整理番号：17A0702817

ナノエミッタと先天性免疫:未使用の単層カーボンナノチューブのミエロペルオキシダーゼに触媒された酸化における界面活性剤とバイオコロナの役割【Powered by NICT】

Nanoemitters and innate immunity: the role of surfactants and bio-coronas in myeloperoxidase-catalyzed oxidation of pristine single-walled carbon nanotubes

著者 (6件)： Chiu Cheuk Fai (Department of Chemistry, University of Pittsburgh, Pittsburgh, Pennsylvania 15260, USA. [e-mail]) ,  Dar Haider H. ,  Kapralov Alexandr A. ,  Robinson Rena A. S. ,  Kagan Valerian E. ,  Star Alexander
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 18  ページ： 5948-5956  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)は,それらのユニークな物理化学的および電気的性質のためにin vivoイメージングおよび光熱癌治療に利用した。これらの応用のために,元のカーボンナノチューブは,それらの生体適合性を改善するための高分子界面活性剤皮膜で修飾した,免疫担当細胞によるそれらの認識と生物分解に複雑さを加えることである。バンドギャップ近赤外(NIR)光ルミネセンスとRaman分光法を用いた好中球ミエロペルオキシダーゼ(MPO)により触媒されたSWCNTsの酸化的分解を調べた。著者らの結果は,コール酸ナトリウムの酸化分解-,DNA-およびアルブミンSWCNTsではなく,ホスファチジルセリン被覆SWCNTsの初期段階での直径依存性を示した。さらに,デオキシコール酸ナトリウムとりん脂質ポリエチレングリコール被覆SWCNTは同一反応条件下で酸化され,界面活性剤はナノ材料の生分解性に影響を与えることができることを示した。著者らのデータは,MPOと界面活性剤被覆SWCNTsの間の可能な結合は不利で,酸化は遊離MPOのハロゲンサイクルにより生成した次亜塩素酸塩によるものである,とSWCNTsの表面にMPO結合していないことを示唆していることを明らかにした。先天性免疫系の成分との相互作用中のNIR蛍光を保持していることをSWCNT直径と被覆の同定はin vivoイメージングへの応用のために重要である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 被覆 ,  光ルミネセンス ,  生体適合性 ,  ポリエチレンオキシド ,  相互作用 ,  Raman分光法 ,  高分子界面活性剤 ,  ナノ材料 ,  DNA【核酸】 ,  蛍光 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  *ミエロペルオキシダーゼ ,  リン脂質 ,  ステロイド ,  カルボン酸塩 ,  脂環式アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： バイオイメージング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： コール酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (9件)： エミッタ ,  先天性免疫 ,  単層カーボンナノチューブ ,  ミエロペルオキシダーゼ ,  触媒 ,  酸化 ,  界面活性剤 ,  コロナ ,  役割