文献

J-GLOBAL ID：201702227921392752   整理番号：17A0069182

CDS/FEP複合光触媒材料の界面構造と性質の理論的研究【JST・京大機械翻訳】

Theoretical Study of the Interfacial Structure and Properties of a CdS/FeP Composite Photocatalyst

著者 (2件)： Zhao Zongyan (Faculty of Materials Science and Engineering, Kunming University of Science and Technology) ,  Tian Fan (Faculty of Materials Science and Engineering, Kunming University of Science and Technology)
資料名： Wuli Huaxue Xuebao  (Wuli Huaxue Xuebao)
巻： 32  号： 10  ページ： 2511-2517  発行年： 2016年 
JST資料番号： W0391A  ISSN： 1000-6818  CODEN： WHXUEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 均一系ヘテロ構造またはヘテロ構造を構築することは,光触媒材料の性能を向上させるための効果的方法の一つであり,特にCDSのような光化学的材料に対して,この方法は光触媒材料の安定性を向上させることができる。そのため、現在、CDSナノ結晶触媒材料の調製は広く研究されているが、現在、その中のいくつかの基本的な問題と重要な要素について、更なる検討と解釈が必要である。本論文では,第一原理法を用いて,CDS/FEP複合光触媒材料中のヘテロ構造の界面微細構造と性質を研究した。計算結果により,界面上でのいくつかの懸架結合が飽和しているため,界面モデルはバルクあるいは表面モデルとは異なる電子構造特性を示し,界面状態の存在を示した。CDS/FEPヘテロ構造の界面において,CDSとFEPのバンドギャップは相対的に下方に移動し,またFEPのバンドギャップ(FERMI準位)はCDSの伝導帯下方に挿入される。同時に,界面が平衡状態に達した後,ヘテロ構造の電は,FEP層からCDS層に配向するため,光生成電子-正孔対は,CDS/FEP界面での空間的効率的な分離を可能にし,これは光触媒性能の増強に極めて有利であった。さらに,CDS/CDSヘテロ構造を構築することにより,可視光領域におけるCDSの光吸収をさらに増強することができた。本研究の結果は,ヘテロ構造を有する高効率複合光触媒材料の構築のための機構的説明と理論的支持を提供した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 表面準位 ,  電子正孔対 ,  光吸収 ,  バンドギャップ ,  第一原理 ,  光化学 ,  伝導バンド ,  *界面 ,  *光触媒 ,  触媒活性 ,  構造特性 ,  ナノ結晶 ,  平衡状態
準シソーラス用語： 可視領域 ,  ヘテロ構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Photocatalysis ,  Cadmium sulfide ,  Hetero-structure ,  Interfacial micro-structure ,  Interfacial property ,  Density functional theory calculation

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (7件)： CdS ,  FEP ,  光触媒材料 ,  界面構造 ,  性質 ,  理論 ,  研究