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J-GLOBAL ID:201702228236268693   整理番号:17A0554021

環境試料中のトリチウム,炭素-14及びヨウ素-129・131調査-平成27年度調査結果-

著者 (8件):
資料名:
号: 11  ページ: 39-52 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U0644A  ISSN: 1881-7238  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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六ヶ所再処理工場からは,KR-85,トリチウム,炭素-14及びヨウ素-129・131などの放射性気体廃棄物及び放射性液体廃棄物が放出されている。モニタリングにおける線量評価の妥当性を裏付けるとともに必要に応じて改善に資するために,平成19年度から,環境試料中のトリチウム,炭素-14及びヨウ素-129について調査を開始した。本報告は,平成27年度の調査結果について,取りまとめたものである。測定方法は,次のとおりである;(1)トリチウム:牛乳については,減圧蒸留法により精製したは,液体シンチレーション計測法により測定した。(2)C-14:試料を真空凍結乾燥後,高圧酸素下で燃焼し,生成した二酸化炭素から触媒によりベンゼンを合成し,液体シンチレーション計測法により測定した。(3)I-129:加速器質量分析装置を用いて,I-129とI-127の原子数比を測定した。また,ICP質量分析法により安定ヨウ素を定量した。これらによって求めたI-129/I-127原子数比と安定ヨウ素濃度から,環境試料中のI-129濃度を求めた。(4)I-131:Ge半導体検出器により測定した。平成27年度の調査において,陸上試料中のトリチウムについては,近年の大気及び雨水中トリチウム濃度と同程度であった。魚類の組織自由水トリチウム(TFWT)は,全て検出限界以下であった。C-14比放射能は,全ての試料において平成19・20年度のような高い値がみられず,平成18年度めでの経年変化から推定されるバックグランドレベルと同程度であった。I-129は,葉菜類,海藻類ともにI-129/I-127原子数比が大気圏核実験後のバックグランドレベルと同程度であり,平成19及び20年度より低下傾向であった。I-131については,全ての試料において検出限界以下であった。
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
引用文献 (12件):
  • 青森県:環境放射線モニタリング(平成21年4月)
  • 文部科学省:放射能測定法シリーズ9 トリチウム分析法(平成14年)
  • 文部科学省:放射能測定法シリーズ25 放射性炭素分析法(平成5年)
  • 文部科学省:放射能測定法シリーズ32 環境試料中ヨウ素129迅速分析法(平成16年)
  • 文部科学省:放射能測定法シリーズ4 放射性ヨウ素分析法(平成8年改訂)
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