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J-GLOBAL ID:201702228606976600   整理番号:17A0216001

結核菌のL,D-トランスペプチダーゼLdtMt1不活性化とβ-ラクタマーゼBlaCでの加水分解に対する安定性の両方の最適化に向けたカルバペネム類の合成ルート

Routes of Synthesis of Carbapenems for Optimizing Both the Inactivation of L,D-Transpeptidase LdtMt1 of Mycobacterium tuberculosis and the Stability toward Hydrolysis by β-Lactamase BlaC
著者 (13件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 3427-3438  発行年: 2016年04月14日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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結核菌のL,D-トランスペプチダーゼLdtMt1不活性化とβ-ラクタマーゼBlaCによる加水分解耐性改良のためにカルバペネム類のβ-ラクタム及び5員環での2個の側鎖基構造を変えて各種類似体を合成した。合成法として,銅触媒アジド-アルキンHuisgen環状付加,スルフヒドリル化合物の直接付加,及びβ-ラクタム環C8ヒドロキシル基のエステル化の3ルートを用いた。その中で,Huisgen環状付加法は不安定なβ-ラクタム環に対する適用性に優れ,生成トリアゾール環もトランスペプチダーゼ標的の不活性化を許容した。トランスペプチダーゼ不活性化の動力学パラメータ値から,得られた類似体は既存カルバペネム系メロペネムの2.8~30倍の効率を示した。また,幾つかの類似体はメロペネムよりも低い加水分解速度を示した。例えば,Huisgen環状付加法によるスルフィド-トリアゾール環を介したo-カルボキシフェニル化類似体(化合物7b)はメロペネムの20倍の不活性化パラメータと1/3.3の加水分解パラメータを示し,スルフヒドリル化合物直接付加によるチオ-フェネチル類似体(化合物10c)はそれぞれ30倍と1/2.8の値を示した。
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分類 (2件):
分類
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抗細菌薬の基礎研究  ,  ピロールの縮合誘導体 
物質索引 (3件):
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