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J-GLOBAL ID：201702228730718832   整理番号：17A0186019

路地空間における領域化と住居開放性 経年変化にともなう生活領域の変化に関する研究 その4

TERRITORIALITY AND OPENNESS OF HOUSING SPACE IN ALLEY-SPACE: A study on long-term changes of territoriality: Part 4

著者 (2件)： 藤谷英孝 (千葉大 大学院工学研究科) ,  小林秀樹 (千葉大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 732  ページ： 311-319  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在と過去の路地空間を比較し,路地に面する住居の開放性,植木鉢等の表出,生活用品のあふれ出しによる生活領域を考察した。2015年に中央区月島地区を対象に現地踏査及び居住者アンケートを行い,1974年の現地踏査に基づく建物立面,表出の状態と比較した。その結果,1)表出は玄関が引き戸で窓の開放性が高い場合やメイン動線として利用される場合に多く,あふれ出しは逆に閉鎖的な建物やサブ動線である場合に多いこと,2)既存住宅地において住居の玄関形式・窓の閉鎖化の進展に伴い,外部への意識の低下,表出の減少,近隣交際の希薄化,近隣交際意識の低下の傾向があること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *生活道路 ,  道路空間 ,  住宅 ,  *経時変化 ,  開放型 ,  東京都 ,  現地調査 ,  アンケート ,  ファサード ,  戸 ,  玄関 ,  コミュニケーション ,  防犯 ,  引戸
準シソーラス用語： *路地 ,  *経年変化 ,  中央区

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (12件)：

• 1) 藤谷英孝, 丁志映, 小林秀樹:都市型低層集合住宅における共有領域の経年変化 経年変化にともなう生活領域の変化に関する研究その1, 日本建築学会計画系論文集, 第672号, pp. 283~289, 2012.2
• 2) 藤谷英孝, 丁志映, 小林秀樹:高層集合住宅における共有領域の経年変化 経年変化にともなう生活領域の変化に関する研究その2, 日本建築学会計画系論文集, 第680号, pp. 2313~2320, 2012.10
• 3) 藤谷英孝, 羽鳥曉光, 丁志映, 小林秀樹 : 所有形態が異なる都市型低層集合住宅の経年変化 経年変化にともなう生活領域の変化に関する研究 その3, 日本建築学会計画系論文集, 第691号, pp. 1883~1890, 2013.9
• 4) 鈴木成文著:いえとまち 住居集合の論理, 鹿島出版会, 1984
• 5) 小林秀樹著:集住のなわばり学, 彰国社, 1992

タイトルに関連する用語 (5件)： 路地 ,  住居 ,  開放性 ,  経年変化 ,  研究