文献

J-GLOBAL ID：201702229117498338   整理番号：17A0320820

膜可溶化,マラカイトグリーン部分を持つポリ(ビニルアルコール)への結合に基づくないリポソームからの光誘発放出【Powered by NICT】

Photo-triggered release from liposomes without membrane solubilization, based on binding to poly(vinyl alcohol) carrying a malachite green moiety

著者 (3件)： Uda Ryoko M. (Department of Chemical Engineering, Nara National College of Technology, Yata 22, Yamato-koriyama, Nara 639-1080, Japan) ,  Kato Yutaka (Department of Chemical Engineering, Nara National College of Technology, Yata 22, Yamato-koriyama, Nara 639-1080, Japan) ,  Takei Michiko (Department of Chemical Engineering, Nara National College of Technology, Yata 22, Yamato-koriyama, Nara 639-1080, Japan)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 146  ページ： 716-721  発行年： 2016年 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞膜に類似したリポソームで作動する場合,光に応答してリポソーム表面との相互作用を調節する基質を開発することが重要である。マラカイトグリーン部分(PVAMG)を有するポリ(ビニルアルコール)の共重合体を用いたによるリポソームからの光トリガ放出を達成した。PVAMGは,暗条件下で中性ポリマーであるが,それはUV光に曝露した光イオン化,負に帯電した表面を有するリポソームへの結合のためのカチオン性部位の形成をもたらした。UV照射下で,PVAMGはリポソームを用いた効果的な相互作用を示し,カプセル化化合物を放出するが,この放出は,暗条件下で無視できる程度であった。PVAMGのポリ(ビニルアルコール)部分は光トリガ放出において重要な役割をplaid。この放出は脂質可溶化なしの膜不安定化によるものであった。もリポソーム/PVAMG相互作用の異なる側面,リポソーム間のPVAMG誘導融合とリポソーム形態の変化を検討した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *リポソーム ,  紫外線照射 ,  基質 ,  *可溶化 ,  紫外線 ,  *誘導放出 ,  共重合体 ,  光イオン化 ,  細胞膜 ,  重合体 ,  *ポリビニルアルコール ,  相互作用 ,  芳香族アミン ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  第三アミン
準シソーラス用語： 不安定化 ,  中性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： リポソーム ,  放出 ,  マラカイトグリーン ,  Copolymer ,  光イオン化 ,  結合

分類 (2件)： 生体膜一般  (EF04010G) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： マラカイトグリーン

タイトルに関連する用語 (5件)： 可溶化 ,  マラカイトグリーン ,  ビニルアルコール ,  リポソーム ,  誘発放出