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J-GLOBAL ID：201702229350158086   整理番号：17A0280314

部分的根域乾燥灌漑下の土壌温度とトウモロコシの窒素吸収改善【Powered by NICT】

Soil Temperature and Maize Nitrogen Uptake Improvement Under Partial Root-Zone Drying Irrigation

著者 (2件)： Karandish Fatemeh (Assistant Professor, Water Engineering Department, University of Zabol) ,  Shahnazari Ali (Associate Professor, Water Engineering Department, Sari Agricultural Sciences and Natural Resources University)
資料名： Pedosphere  (Pedosphere)
巻： 26  号： 6  ページ： 872-886  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1490A  ISSN： 1002-0160  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌温度は土壌および植物生物学的特性に及ぼす主要な有効因子である。灌漑は土壌温度に影響し,それによって植物成長に及ぼす温度の影響,それはより高い収量と植物栄養による経済的増加をもたらすであろう)を誘導する。フィールド実験では,土壌温度に完全灌漑(FI),部分的根域乾燥(PRD)と不足灌漑(DI)を含む三種類の灌漑戦略の効果とトウモロコシ(Zea5月.)の穀実収量とN吸収に及ぼす結果を調べるために実施した。土壌温度を,2010年の成長季節中の時間領域反射率測定(TDR)によって測定した。潅がい処理は定植後55から107日に適用した。PRD処理は土壌温度を生じる他の処理と比較してより深い土層への水移動の結果として長期間(測定日の60%以上)に有利な領域にあることをPRD処理は,トウモロコシ根の成長,水の利用可能性と有利な土壌温度の両方に起因したより深い根の侵入をもたらした最大有利な土壌温度以下のより深い土壌深度での土壌温度を低下させた。FI処理と比較して,PRD処理は根水取込を50%増加し,全N取込の有意な減少の原因とはならなかったが,これは植物成長に及ぼすDIの負の温度効果,その結果として,それは水と養分吸収に影響に部分的に起因するDI処理では観察されなかった。PRD処理における長い生育期は,より高い葉のN濃度に起因して観察されトウモロコシ穀粒収率における著しい低下が,PRD処理,FIと比較してでは起こらなかった。結果に基づいて,全生育シーズン中に15.2%の水節約を持つPRD潅がいは結果として,トウモロコシ穀粒収量の有意な減少を防止する,土壌温度と水分および養分吸収に正の影響を与えるであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *灌漑 ,  植物成長 ,  成長期 ,  *地温 ,  植物栄養 ,  節水 ,  温度依存性 ,  *根圏 ,  水分 ,  養分吸収
準シソーラス用語： 土壌深度 ,  定植 ,  灌漑処理 ,  節水灌漑 ,  *窒素吸収 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 完全かんがい ,  制限灌漑 ,  穀粒収量 ,  潅がい戦略 ,  葉のN濃度 ,  根の成長 ,  節水 ,  水の取込

分類 (4件)： 植物に対する影響  (EE04030Z) ,  農業土木  (FB02000W) ,  造園植物  (FC03080Q) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 根域 ,  灌漑 ,  土壌温度 ,  トウモロコシ ,  窒素吸収