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J-GLOBAL ID:201702231594906099   整理番号:17A0856513

iTRAQベースの定量的プロテオーム解析は,豚丹毒菌の潜在的な病原性因子を明らかにする【Powered by NICT】

iTRAQ-based quantitative proteomic analysis reveals potential virulence factors of Erysipelothrix rhusiopathiae
著者 (40件):
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巻: 160  ページ: 28-37  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Erysipelothrix rhusiopathiaeは養豚農家にかなりの経済的損失を引き起こしている遍在する病原体である。しかし,E.rhusiopathiae発症機序は不明のままである。新しい病原性因子を同定するために,高及び低病原性株の間で差次的に豊富な細胞壁蛋白質(CWP)を液体クロマトグラフィー-四重極質量分析(LC MS/MS)と組み合わせた相対的及び絶対的定量(iTRAQ)のための等圧タグにより調べた。全部で100のCWPは豊度における有意差を示した。選択された差は,iTRAQデータを支援するためのウェスタンブロット法により確認した。示差蛋白質の中で,高毒性株における高い豊度を持つ蛋白質が大部分ABC輸送体蛋白質と接着蛋白質,高毒性株の低い豊度を持つ蛋白質は主にストレス応答蛋白質。高毒性株でより豊富な蛋白質は細菌病原性に関連する可能性がある。iTRAQの結果は,糖ABCの豊度は基質結合蛋白質Sbp(号transporterことを示した。5)1.73倍高かった。sbp欠失変異体を構築した。動物モデルにおける実験はsbp欠失変異体は死亡率低下を引き起こすことを示した。併せて,我々のデータは輸送体蛋白質と接着蛋白質はE.rhusiopathiae病原性において重要な役割を果たしている可能性があることを示し,sbpは豚丹毒菌の病原性に寄与していることを確認した。我々の知る限りでは,これはiTRAQによる高及び低病原性E.rhusiopathiae菌株間の差次的存在CWPを比較した最初のプロテオミクス解析である。E.rhusiopathiae CWPプロテオームの包括的で正確なリストを作成し,蛋白質レベルで多くの違いを同定した。高毒性株における高い豊度を持つ微分蛋白質の中で,sbpはsbp欠失変異体の構築により豚丹毒菌の病原性に寄与することを確認した。本研究で同定された高毒性株における高い豊度を持つ微分蛋白質は病原性因子の将来評価のための基礎を提供するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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感染症・寄生虫症一般  ,  微生物の生化学 

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