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J-GLOBAL ID:201702232666817191   整理番号:17A0469753

リポ多糖類で攻撃された静脈内乳牛の免疫応答に及ぼすルーメン保護トウガラシオレオレジンの影響【Powered by NICT】

Effects of rumen-protected Capsicum oleoresin on immune responses in dairy cows intravenously challenged with lipopolysaccharide
著者 (6件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 1902-1913  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本実験の目的は,リポ多糖類(LPS)で実験的に感染された泌乳期乳牛における飼料摂取,乳収率と組成,白色および赤色血液細胞,脂質過酸化,及び血中濃度コルチゾール,ハプトグロビン,グルコースおよびインシュリンを含む生産性と免疫応答に及ぼすルーメン保護トウガラシオレオレジン(RPC)の影響を調べることであった。実験は三28日間9頭の多経産ホルスタイン乳牛を伴う反復3×3ラテン方格法であった。処理は,1日に0(対照),100,およびRPC/牛の200mgで,全混合飼料の一部と混合し,追肥。細菌LPSは各実験期間の最後の週における体重の1.0μg/kgで静脈内投与し,投与後0 2 4 8,および24時間で血液サンプルを採集した。好中球,リンパ球,単球,好酸球を含む乾物摂取量,産乳量,および白血球細胞は減少し,コルチゾールおよびハプトグロビンの直腸温,ヘモグロビン,血清中濃度はLPSにより増加した。チオバルビツル酸反応性物質の赤血球,血小板,血しょう中濃度はLPSにより影響を受けなかった。5次元LPS投与における乾物摂取量,産乳量,および乳組成はRPCによって影響を受けなかった。直腸温度,白血球,赤血球,ヘモグロビン,及び血小板もRPCによる影響を受けなかった。対照と比較して,RPCはLPS投与後2時間でコルチゾールを減少させる傾向があり,サンプリング点を横断する血清中のハプトグロビン濃度を低下させた。プラズマ中のチオバルビツル酸反応性物質の濃度はLPS投与24時間後でのRPCにより減少した。グルコースとインシュリンはRPCによって影響を受けなかったが,8時間で血清インシュリン濃度は対照と比較してRPCにより低下した。まとめると,RPCは持っていなかったまたはLPSチャレンジした乳牛の飼料摂取,乳収率および組成,直腸温,白色および赤色血液細胞,血清グルコースとインシュリン濃度に及ぼす微妙な影響。しかし,RPCはLPS注入後に血中ハプトグロビン及びチオバルビツル酸反応性物質のコルチゾールと減少した濃度を減少させた。データはRPCの食餌補給は,泌乳中の乳牛における細菌感染により誘導される急性期応答を調節する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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牛 

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